堤瑠美(つつみ るみ)は、とある会社で事務員として働く普通の女性。
ある日の仕事から帰る途中、一本の電話がかかってくる。電話主は、大学時代のサークルの後輩新波光(にいなみ ひかる)だった。
光は、瑠美に「OBOG会として旅行に行こう!」と提案する。断ろうとする瑠美だったが、光のネゴシエーションによって行くことを決意する。
瑠美を連れ出すことに成功し、周りから称賛される光。しかし彼女の心には嬉しさと同時にある想いが蘇る。
それは瑠美も光もまだ大学生だったあの頃。
憧れへと近づこうとして遠ざかったあの日のことを……。
※文字数が12,000字程度あるため、ちょっと長めです。ご了承ください
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