Duty to Rewrite
第十話 記憶
あの事件からしばらく経ち、いつもの生活を取り戻しつつあるわたし。でも、どこか引っかかるものがあった。
今までみんなと一緒にいたはずの「あの子」。でもみんなはそんな「あの子」のことを知らないという。
「あの子」は本当にいたのだろうか?自信を失いつつあるそんな時、私の前にひとりの女の人が現れる。
そして、わたしを待っていたのは強い罪悪感だった……。
「Duty to Rewrite」第十話をお送りします。
今回は拉致事件からだんだん日常へと戻っていく中で、違和感を覚える佑香のお話です。
自分のそばにいたはずの少女。しかし周りの人はその少女の存在すら知りませんでした。
そんな時、佑香の前に一人の女性が現れて……。
今回の表紙は桐沢十三様(https://www.pixiv.net/users/999467)が描いてくださった謎の女性です。
いたずらっぽく笑うオトナの女性。しかしその背後は……。
桐沢様、ありがとうございます。
それでは真実の解明に向けて動き出す物語をお楽しみください。
(2025.03.30)
文章の一部を変更しました。
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