肉と皮のパッチワーク
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その哀れな半獣は、狂った施設の職員達の手で、洗脳魔法と共に収容部屋に放り込まれました。実験の為の｢消費物｣として手術室に運ばれては、様々なものが取り替えられ、様々なものがくっつけられました。彼女の体は、全てを受け入れました。
拒絶反応の起きない体質と分かるや、職員達は彼女を｢消費物｣ではなく｢唯一無二の実験体｣として扱うようになり、収容部屋から独房へと彼女を移しました。洗脳魔法で思考力が奪われていた彼女は、自分の部屋を与えられた理由を考えようとも知ろうともしません。ただ、餌を取り合う必要がなくなったことと、布が敷かれた台の上が眠る場所であることだけは理解しました。
餌を飲み込み、今日も彼女は次の手術を静かに待つのです。
キャラ名：継ぎ接ぎメラ
