わんだふるぷりきゅあ
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最終回を記念して描きました。
以下長文です。
「わんだふるぷりきゅあ!」本当にとても良い作品でした。子どもに向き合いながら作ったアニメは、こんなにも素晴らしいのかと、何度涙を流したか覚えていません。制作陣の方々には特大の感謝を伝えたいです。
動物をテーマとした内容で、その中身は動物との触れ合い方や特性などだけではなく、いつか来るパートナーの死や絶滅危惧種などのシビアな内容にも触れていて、それでありながら子どもに寄り添うことを決して忘れない、私はこんなアニメが見たかったんだと、心から実感できました。
元気ハツラツに皆と遊びたいという気持ちが根本にあるこむぎちゃんは、私の心を明るく照らしました。
皆と友達になりたいという気持ちもありつつ、個人の特別なワンダフルを大切にするいろはちゃんは、私の心を動かしました。
最初はまゆ以外を拒絶していたユキちゃんの「皆で一緒に」という気持ちは、私の心を温かくしました。
怖がりながらも皆を結びたいというまゆちゃんの気持ちと勇気は、私の心に強く響きました。
プリキュアのために何かできることがないか奮闘する悟くん、そんな悟くんの一番の理解者であり悟くんを支えた大福ちゃん、なんだかんだプリキュアやニコアニマルのために沢山頑張ってくれたメエメエ、動物人間問わず皆がニコニコでいることを望むニコ様、失った親友のために復讐する昴、そんな昴を放っておけなくて協力するザクロ、こむぎちゃんと一緒で本当は皆と遊びたいトラメ、自傷行為を続ける昴に語りかけるガオウ…わんぷりに出てくるキャラクター達は皆、誰かのために、誰かと何かをするために行動していまふ。これは、私の中の美徳の一つであり、それを尊重して描いてくれたこの作品に感謝しかありません。
「お互い想うその気持ちが きっとわたし達"らしさ"になる」
本当にその通りだと思います。
この作品は、互いを想う気持ち、それこそ「好き」という気持ちをとても大切にしてくれた、素晴らしいアニメだと、私は思います。
改めて、1年という短い時間の中でとても楽しませて頂きました。12年ぶりに見たプリキュアが「わんだふるぷりきゅあ!」で本当に良かったです。本当にありがとうございました。