夜狐通り
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【無地客/むじかく】
夜狐通りに迷い込む奇妙な死体の呼び名。
指がない体が折れ曲がっている、様々あるが共通して顔に同様の狐の面が貼り付けられている。
其の死体は一部の商人により高値で取引されている。
無地の面と、自覚せずに来た客というところから皮肉を込めてそう呼ばれている。