常盤家の落ちこぼれと言われた双子の私「螢」が、姉「蛍」の“王子さま”に出会う話。
居なくなった姉の記憶をなぞりながら、生きるだけの日々。雨の日に、路地裏で傷ついたオジサンを見つけた。
落ちこぼれには何もできないけど、姉の残したソレを使うことでオジサンと一緒に裏路地から離脱。
それから、私は世界樹の名を冠したバーを拠点に三人のヴァンパイアと過ごすようになる。
※同名義でなろう様にも掲載しております。