哲夫の話が終わった。哲夫のカラッとした人柄からの語り口に気を取り直した葉子は、次の話の語り部に遠縁の親戚である正美を指名する。
正美は、恩師達との憩いのひと時を過ごしていた時に遭遇した奇妙な体験を語り始めた……。
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つきこもりの晩に