■ 6月はルックブック制作が最重要タスクでしたが、サンプル冊子があまりにも良くなくて心が完全に折れてしまい、長らく進行を停止状態でした。その間に腰を痛めたりもして、心身ともにボロボロでした。あとはとにかく犬違いのアクションのページを泣きながらやった印象が大きいな。今まで書いたことのない動き、建物、崖、などなど様々な挑戦がありました。ため息つきながら、なんとかかんとかやっております。

ルックブックはなんとかギリギリ全ページの絵のパートが完成。こんなに一枚の絵を丁寧に描くということはこれまでやったことがなかった挑戦です。あと服！！！靴！！は元々好きだけど、服やアクセサリーとかそういう小物、難しすぎる。特に布が全く書けなくて本当に残念な気持ちです。だが残念がっている場合ではない。今後も周辺の印刷物データやパッケージ構成、プロダクト制作が続いていく……デザイナー／ディレクター／アートワーカーの複数ロールをジャグリングのように（様々なボールを落としながら）回してずっと目が回っています。

『犬違い』は目標に3p届かず更新ペースには若干の未達があったものの、106pまでの完成により、連載継続の安定性は維持できた。奇跡です。今月は“あえて一部を休む判断”を取れるようになったこと自体が大きな前進でもある。

絵の合計枚数も50点を超え、犠牲を払いながらもなんとか量と密度の両立ができた気がします。6月中盤からはバーンアウトの兆しを自覚し、手放す日などの調整も行いながら、継続可能な創作OSへのアップデートを意識的に実践していきたいな。

7月に向けては、夏も来てしまったことだし。更新ペースの調整やイベント以外の選択肢も含めた柔軟な運用が鍵となりそう。