公開投稿
2023.07.03 16:00
コンテンツ生成AIに関する規約改定について(「コンテンツ生成AIに対する対応方針について」の続報)
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いつもクロスフォリオをご利用いただきありがとうございます、クロスフォリオ事務局です。
『コンテンツ生成AIに対する対応方針について』ならびに『「ポートフォリオ毎にreCAPTCHA(bot除け)設定をONにできる機能」を公開しました』で告知させていただきました通り、本日、コンテンツ生成AIに関する規約改定の内容を公開させていただきました。
■改定日・ 効力発生日
2023年8月7日
■改定後の利用規約全文
こちらをご参照ください。
■主な改定内容
・AI等で生成されたコンテンツの投稿禁止(第17条5項20号・第18条3項)
・AI等で生成されたコンテンツの販売禁止(第18条23項29号)
・投稿コンテンツをAI学習データとして利用する行為の禁止(第18条19項)
…など
上記改定により、効力発生日以降はコンテンツ生成AIによって生成された作品や商品などのコンテンツ投稿は規約違反となりますので、何卒ご了承ください。
また本規約の実効性を担保するため、規約発効日を目途にAI生成コンテンツを検知するAIソリューションの導入を進めております。
昨今では人間の目では見分けられないようなAI生成コンテンツも増えており、これを検知するにはAIの力を利用する他ないという結論に至りました。
また逆に明確な根拠なく、感覚値や風評によってクリエイターの作品がAI生成物だと断定されることも、あってはならないことだと考えています。
AIは今も進化を続けており、常に100%の精度を保証することは難しい状況ですが、クリエイターの皆様に気持ちよくサービスを使っていただくために現時点でベストの選択だと判断し、本対応に踏み切りました。
本サービスご利用の皆様にはご理解賜れますと幸いです。
クロスフォリオは「すべてのクリエイターにスポットライトを」という理念の元、これからもクリエイターの皆様の支援に注力してまいります。
今後ともクロスフォリオを何卒よろしくお願いいたします。
【2023.08.07】追記
以下の通り規約改定発効のプレスリリースを行いました。
■株式会社BookLive 「Xfolio」事業プロデューサー 横田容啓コメント(プレスリリースより抜粋)
コンテンツ生成AIについては様々な意見や捉え方がありますが、クロスフォリオというプラットフォームの目指すべき方向を考えた時、これを「クリエイター」として扱うべきかどうか、というのが今回の判断の根幹にある問題です。
検討の結果、我々は「クロスフォリオ上においてコンテンツ生成AIをクリエイターとして扱わない」という選択をしました。
この決定がクロスフォリオ上で活躍されているクリエイターの皆様の活動に良い影響を及ぼすことを切に願っています。
また、この決定に併せてAI生成コンテンツ検出AIの導入も行いました。
人間の目では見分けることが困難になってきているAI生成コンテンツの判別が主たる理由ですが、同時に明確な根拠なく、感覚値や風評によってクリエイターの作品がAI生成物だと断定されることもまたあってはならない事だと考えています。この両面においてAIの導入は必須であるという結論に至りました。
AIは今も進化を続けており、常に100%の検出精度を保証することは難しい状況ですが、何卒ご理解賜れますと幸いです。
様々なジャンルでAIの目覚ましい発展や成果が発表される昨今ですが、この中にあっても人々のクリエイティビティや、創作にかける情熱は衰えることがありません。
クロスフォリオはそうしたクリエイターの皆様の熱意をサポートすべく、今後も改善を続けて参ります。
引き続きクロスフォリオを何卒よろしくお願い致します。