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日常におけるちいさな祈りたち。
無事であるようにと心配することも、何事もないようにと恐れることも、
明日が来なければいいのにと嘆くことも。
それらを何者でもないものへの「祈り」として捉えるなら、
きらめき、よどむ、それらは澱のようにあなたのなかで揺らいでいる。