さとさとさ／佐折

2021年11月7日、残狂ハルシネイト10にて発行された、『傭占結婚アンソロジー』（ツイッターアカウント： @NE_Marriage_A ）へと寄稿したお話です。
もう本当に本当にめくってもめくっても傭占が結婚してる幸せ満タンアンソロジーなんですけど、神々の中に妖怪がまじってるのが恥にならないように、ふたりにとっての結婚の姿はなにか？を考えていました。
「わたし」が望む「あなた」に変化しなくてもいい、いつか「あなた」のすべてを見せてくれたならいい。「あなた」が一緒に生きてくれるとき、その口に運ばれるものを「愛」と呼べたら嬉しい。
差し出される皿の上にあるものを、疑わず、喜びをもって、口にできること。それを愛と呼びたい。

アンソロジーを主催してくださったマメオ様、参加されました皆さま、本当に幸せなアンソロジーをありがとうございました！（初出2022年12月12日）