移動型酒場”大黒堂”
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元々は平家で営業していた店舗を二階建ての屋台として再構築して完成させた設定です。”春のあたたかいそよ風に吹かれながら、眺めのいいところでのんびりお酒が飲めたら最高だよなぁ。”なんて想いがあり豪華な走る酒場になっています。
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お酒の種類も独特です 瓶の形が特徴的なダルマ、ハイヒールに加え店主の後ろの棚にはかの有名なアカダマ以外にもアカサンカク、アカシカク…などの密造酒が並んでいます(密造酒なのでメニューに記載はありません...フフフ)。
※細かいところは画像の方が見やすいと思いますので添付します!
また、スペースの関係上バーと客席で階層が分かれています。そこで編み出された独自の提供方法が”サイフォン式サーバー”。これはコーヒーを淹れる時のサイフォンの原理を利用し、火で酒を温め2階まで送り込むというものです。
一階では店主がダルマをサイフォンに入れ、マッチ棒でアルコールランプに火を灯すと管を通じてお酒が二階に送り込まれます。
また、管の中間には計測器が設置されており、お酒が通過すると大黒さんの仕掛けが発動し煙を吐きながら高笑いします(ただ単純に天気がいい日なんかにも大黒さんが勝手に笑う日があるとかないとか…)。
そして上部のヤカンにお酒が到達するとヤカンが震え湯気を吐き出しお酒が到着したことを知らせます。 ※ここで素早くグラスをヤカンの口に持っていかないと溢れてしまうのでご注意ください!
また、サイフォンをあたためるランプを消すタイミングも店主の妙で、空焚きを続けてしまうとサイフォンが壊れてしまう可能性があります。
しかし、店主は大黒さんの起動音、振動、そして長年の勘からお酒が注がれたタイミングでランプを消すことを可能にしています(まさに職人技...!)。
こうして二階のお客さんにお酒を提供しているカラクリバーになっています。オーダーは窓の近くにあるラッパに話しかけると声が一階に届く仕組みになっているので、必要な時はラッパに向かって話しかけてください(寂しい時はこのラッパを通じて店主と駄話をすることもできます!)!
また、喫煙も可能なのでお客さんは気兼ねなく煙草を吸うこともできます(まわりに別のお客さんがいる場合は気を遣いましょう!)。
余談ですが平屋建ての頃は大黒さんの顔は屋根裏部屋に仕舞われていてそうで(なんでも昔、祭りの時に使うために製作されたとか)、屋台として再構築される際にせっかくなのでと前面に取り付けられることとなりました。
これによって売り上げも上がったとか上がらなかったとかとか…
ちなみに店主は下戸です。なので下戸ステッカーを貼ってます。なんでバーテンをやっているのか、、、なんとも不思議な屋台のお話でした。
暖かくなってきた今日この頃、そろそろ大黒堂があなたの町に訪れるのではないでしょうか!
長々と失礼しました! 最後までありがとうございます🙇