公開投稿
2025.11.11 22:53
「柿の中が見たい」2025/11/11(火)の雑記
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朝ごはんに柿をひとつ剥いてたべた。果物の皮を剥くのが好きだなと思う。包丁の刃がするする滑る感覚が気持ちいい。柿を剥くのは特に好き。種がない品種だったようで、切り分けやすくはあったけれど柿の種が見たかった。重たい、すべすべの石みたいなものが皮と果肉の中に閉じ込められているのにたまらなくなる。小さい頃はカリカリ梅の種を歯で割って、中の肉のようなものまでたべていた。深い青色の皿に柿を乗せると綺麗だった。
気になっていた書籍、箕曲在弘著『自分のあたりまえを切り崩す文化人類学入門』を購入した。以前から興味があった分野ではあったが、政治のこれからを考えるためにも必要だなと思い購入するに至った。今は文芸雑誌『俳句四季』の2025年10月号を読んでいる。先日思い切って俳句雑誌『noi』の誌友になったので、俳句への知識も深めたい。だって絶対に楽しいから。全然歯が立たないもの/わからないものにぶち当たるとゾクゾクする。まだ出会っていないものだらけであることが嬉しい。これから出会えるのだから。俳句は短歌と同じ回路で作れないのが本当に面白い。景の描写、季語と季語でない語の取り合わせ、短歌で使ってきたものは活かせるのかもしれないけれど、それを入れるとたちまちつまらないものになる気がしている。今はとにかく俳句を読んで、外に出て季節を見て、俳句を作る、のループを定着させていきたい。俳句があるから外がより楽しい。
新刊ZINE『脳本』を追加で印刷していただいたものが届いた。50部。文フリ東京41とコミティア154で頒布される。文フリの翌日にコミティアがあるので実質2days公演である。脳が舞うぞ〜。『脳本』の制作意図の詳細、内容に関する言及はクロスフォリオの有料プランファンコミュニティを設けてそこで書き記そうと思う。
今日中にコミティア154で販売するミニ原画、原画キーホルダーの絵を描き終えてしまいたい。遅いけれどコーヒー豆乳をのんだ。やるぞ。