波打ち際と、そこに寝そべる青年のシャツです。
波打ち際の泡だった様子、透明な部分と泡だった部分がだんだん比率が変わって澄んだ水面になっていく様子にこだわりました。
また、濡れたシャツで透けた肌の色味もこだわったポイントになっています。
夕方の波打ち際の写真をよく観察し、制作しました。
波の立体感をだすため、ハイライトはしっかりいれています。
明るい昼間のイメージで制作。
太陽光を受け明るい黄色に光る上部~青みを帯びる下部、という意識で着色しています。
キャラの邪魔にならないよう描きこみすぎない程度に、かつ全体として綺麗に見えるよう制作しました。
左図と同じイラストの別サイドになります。
キャラクターの顔の印象を消さないよう、少し淡い色味を使っています。
明るい昼間ですが、都会のビル街のイメージも
含んでいるため少し青みを持たせています。
陰影が強く立体感がでるよう、影の部分には思い切って暗い色を置いています。
中性ヨーロッパの街の石畳をイメージ。
時間帯は夜、露天の明かりがぼんやりあたたかな色味をつけている様子、
店主の影がぼやけて見える様子、石畳の汚れにこだわって描きました。
町のラーメン屋のディティールを描きました。
手前の海苔を始め、セロテープや、プラスチックコップの質感にもこだわりました。
医師のちらかったデスクの一角を描きました。
マウスのマットな光沢や、キャンディの空き袋が折りめに沿ってハイライトが入っている様子、また付箋のめくりあがりにこだわりました。
ドーナツのやわらかい曲線やグレーズによるテカリにこだわりました。
主人公が痛めつけられて逃げ込んだ路地裏、のイメージで制作。
排気管やシャッターの汚れを、ブラシや手描きで描写しました。
制作時間:3時間