公開投稿
2024.12.15 22:34
観劇記録:応天の門 (2024/12/15 M)
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皆美さんのアンサンブル演技堪能したさに現地観劇してきたので
役どころのメモをしておこうと思いつつひとまず観劇後にこれだけ描いてた。
伎楽団のお衣装も仕草もとても可愛い。まさかこういう作風の舞台で
「客席も一緒に手遊びで踊って楽しみましょー!」なコーナー発生すると思わなかった。
↓は後からのんびり全役振り返ったラクガキ。
アンサンブル参加なので目を凝らして必死に推しの顔を探しながら観る予定だったけど
皆美さん「出番は少ないけど名前もセリフもある役」が2つもある上に
他の役も個人名は無いけど出方がインパクトあったり、普通にセリフがあったり
煌びやかな衣装で舞い踊ったりするもんだから、必死に探す必要が出てくる箇所10役中1役しかなかったな!
人顔見分け機能脆弱人間にはありがたい仕様でした!
(観劇後しばらく9役だと思ってたけど、天女と遊女が別カウントだったの結構後から判明した。)
被り物衣装で生身部分が見えるのは腕だけの百鬼夜行衣装は特定難し…!
木彫り面の方だろうとアタリはつけられてたしそこは当たってたのだけど、
配信何度も目を凝らして見ても特定決定打まではいかなかったから
もうあとは円盤出た後ご本人が立ち位置教えてくれるのを期待するしか…(それでアタリつけてた人と全然別だったらどうしよ)
応天の門、タイトルは聞いた事あれど原作は全く知らない状態で
とにかく「アンサンブルの皆美さんを見る」「おそらく円盤ではカメラ向けられていないであろう演技を肉眼でしっかり見つける」
を、目標の遠征観劇だったのだけど、物語自体も面白く見れて(2幕4章仕立てで小エピソードの積み重ねだったのも見やすい)
平安時代を彩る舞台美術もしっかり作られてて聞き心地のいい音楽も多く、想定以上の満足感。
2月に皆美さんの出たメイジザキャッツアイの為に初めて訪れて楽しんだお初劇場の明治座、
そうそう来る機会無いだろなあと思っていたのですが、皆美さんのおかげで2024年中にもう一度訪れる事ができたのも嬉しかったな。
そんなに出演シーン多くないかも、という懸念も
序盤のシーンから終盤まで多彩な10役で出てくる為「なんか思ったよりずっと皆美さん観てるな?」と驚いたし
メインキャラのやり取りや場の空気に対して、スポットライトの当たらない場所でしっかりその役として生きて反応している姿が観ていてワクワクして、
そういえば私そもそもそういう「台詞の無い演技」が好物だったなと思い返したり。
バリエーションもネームドキャラの姫君から、非業の死を遂げる役もコミカルに舞台上をチョロチョロしてる役も、
皆美さんのダンスを堪能できる役もまさかの「武器を持って戦う」役までも用意されてて見応えがすごい。
どうしてもカメラはメインキャラに寄ってしまうので、配信だと見えなくなってしまう箇所は多いのだけど
ストーリー自体が良かったので円盤買ってまた10役たっぷり観察したいな。
ところで女官頭のお袖の辺りのカラーリングにフランス国旗っぽい配色が入ってるの、
皆美さんがメイジザでフランス帰りの才女演じてた流れの小ネタだったりします…?たまたま?
上記とはまた違う理由で配信カメラワークちょっと惜しい所もあったから、その辺上手く変わってると嬉しいけど。
OPの帝が出てくる所、その場の全員がすっと首を垂れてお迎えするから舞台全体映してほしい~~(帝のドアップだけでシュールだった)