世界観説明
0
86
「オカルト」が現実に蔓延る世界の物語。
ループする階段、テレパシー、UFO…そんなものは日常茶飯事。
オカルトはヒトに憑依することもあり、特殊能力をもたらす。
噂やイメージが強いオカルトは、人へと形を変え社会に紛れることもある。
この2つは似て非なるものである。元が人か否か、という大きな前提の違いがあるからだ。
しかし、オカルトに疎い一般人は皆同じ奇怪な存在として両者を嫌っている。
何をされるかわからない、漠然とした恐怖があるからだ。
学校ではいじめの要因となり、困った政府はとある学園を創立した。
「超常学園」の誕生である。
ここはオカルトに憑依された子供のみが通える学校。
みなのびのびと学び、遊び、成長することが出来るようになった。
さて、主人公「曖昧 模糊(あいまい もこ)」はそんな超常学園の生徒であり、同学園探偵倶楽部唯一の部員である。
彼の所属する「オカルト探偵倶楽部」は、「ヒトとオカルトの架け橋」になることを目的に
日々活動を行っている。生徒からの依頼、警察からの依頼…その活躍は多岐にわたり、多くの者を救っている。
今日も曖昧は平和な世のため、依頼をこなす。
オカルト否定派組織、GCE(グランドカノニカルアンサンブル:通称ジーシーイー)と戦いながら。