偽りの錬金術妃は後宮の闇を解く
【完結済】
光麗国の皇都・大明ではここ最近、奇妙な火の玉──鬼火が頻繁に目撃されるという怪奇現象が続いていた。しかも、火の玉は普通の炎の色ではなく、緑色や黄色などこの世のものとは思えない色合いをしているという。
やがて人々の間には、これは身分が低い母を持つ現皇帝が即位したことによる天の怒りであると噂し始める。事態を重く見た皇帝は、この現象を解決させようとするが糸口が掴めず、有能な錬金術師を探させるために側近である天佑を東の片田舎──東明に向かわせる。
そこで天佑が出会ったのは少年の格好をしたひとりの少女──玲燕だった。
天佑から依頼を受けた玲燕は持ち前の錬金術の知識で怪奇現象の謎に挑むため、後宮に潜入することになるのだが──。
やがて人々の間には、これは身分が低い母を持つ現皇帝が即位したことによる天の怒りであると噂し始める。事態を重く見た皇帝は、この現象を解決させようとするが糸口が掴めず、有能な錬金術師を探させるために側近である天佑を東の片田舎──東明に向かわせる。
そこで天佑が出会ったのは少年の格好をしたひとりの少女──玲燕だった。
天佑から依頼を受けた玲燕は持ち前の錬金術の知識で怪奇現象の謎に挑むため、後宮に潜入することになるのだが──。