ウルトラレディ・レイン Genesis9版お試し画像
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少しずつ手持ちの巨大ヒロインのGenesis9化を進めています。
今回は顔出しウルトラレディ系のお試し画像です。
DAZフィギュアの世代交代に合わせて自作フィギュアを更新する作業は、Aiko3以来、数えきれないくらい繰り返してきたので、ワークフローもかなり確立していて慣れているのですが、設定すべき要素(銀肌テクスチャの変換&適用、人間体のテクスチャの選択&修正、髪や靴の選択、質感の調整、顔や身体の形状パラメータ、クリスタルやカラータイマーのポーズ追従設定、等々)は多岐にわたるので、毎回大変。
さらに、Genesis8以降、私の巨大ヒロインには実は3種類(下記の②~④)の構造が有って、それぞれ微妙にやることが違う。
① 素体のGenesis9フィギュア。これが基準。とりあえず「人間体」と称します。
② ①の人間体に、GeoShell機能で人間体と同じポリゴン構造の薄い殻を被せて、そのGeoShellに銀色の巨大ヒロインの模様を設定。
GeoShellの内側には①の人間体がそのまま残っています。
③ ①の人間体に、身体にピッタリとフィットするボディスーツを着せて、そのボディスーツに銀色の巨大ヒロインの模様を設定。
ボディスーツの内側には①の人間体がそのまま残っています。
④ ①の人間体自体に巨大ヒロインの模様を設定。
現実世界で言うところのボディペイントというやつですね。
顔出しウルトラレディは②③のどちらか。
顔出ししないファントムガールは④で作っています。
②③は実現方法が違うだけで、基本的な発想は同じ。「顔出し」ヒロイン用。
普通の人間体の身体はそのまま残して、その外側に巨大ヒロインの銀色の身体を被せている感じ。
内側の人間体と、外側の銀色の身体に全く異なるシェーダーを設定できるので、「顔出し」の表現がやりやすい。
傷ついて部分的に人肌が見えるような表現とかやりやすい。
人間体単体に比べ、ポリゴン数が2倍に増えるし、テクスチャ画像も増える。
見た目は1人だけどデータ容量は実質2人分、レンダリングが重くなる。まあ、普通に服を着せるのと同じなんだけど。
《②と③の違い》
②の特徴
中身の人間体のシェイプの変化に完全に追従するので、細かな体型の変化を表現できる。例えば、乳 首の隆起とか。
中身の人間体に設定した女性 器が、そのまま表面のGeoShellにも継承されて外から見える。(モザイクかけたら意味ないけど)
首の境目の処理が若干難しい。
③の特徴
②に比べ③の方が少し着ぶくれした感じで身体が太めになる (設定次第で細身に調整できますが)。
③は服の皺など、衣装を着ている感が出る。この「着ぐるみ感」が良いという気もしますが。胸の谷間の感じとかも「服を着ている感」に調整可能。
「服」なので、中身の人間体のシェイプの変化や動きに完全には追従しない。たまに不自然なことになる場合がある。中身の素肌が服を突き破って見えちゃったり。
今回の画像で使ってるボディスーツは、Genesis8とGenesis9で共通のテクスチャを使えるので、一回テクスチャを設定してしまえば、Genesis8とGenesis9で全く同じキャラにできる。
女性 器の表現は不可。逆に服の股間が破れて女性 器が見えるような表現は②より③の方が自然になる。(モザイクかけたら意味ないけど)
④は顔出しをしないヒロイン用。
素肌にペイントしているようなものなので一番簡単。データ容量も少なくなる。
「顔出し」の表現は困難。
Genesis3/8/8.1なら、サーフェスの境目が首に有ったので、首より上と首より下の質感設定を変えて顔出し表現できたけど(サーフェスの境目の位置がいまいちだけど)、
Genesis9世代ではサーフェスの境目が首ではなく鎖骨のあたりになったので、「顔出し」をこの④の方法で実現するのは困難(まず無理)。