「君だってあの頃気づいてただろ」恋をしていた7年前の自分。あの時、私は間違えてしまったから――。29歳にして、「もう恋愛とかめんどう」なんて考えている萩原愛。仕事は充実しているし、営業部のエース・上村とは困ったときに助け合える同期の仲。ある日、突然の人事異動で愛の上司になったのは、もう二度と会うことはないと思っていた男で――。
著者:ささきゆきえ