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2024.10.18 08:27

日記の詰め合わせ2024/09/01

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短い日記詰め合わせ2024/09/01


2024/09/01日 感想を書くのは難しい

走れメロスと山月記を初めて読んだ、という人の記事を読んだ。私はどちらも学校で読んだもので、そのときの感想も特に覚えていない。だが今回初めて読んだというその人(みくのしんさん)が、一行ごとに感動し、時には声を上げて泣き、一言一言味わうその様子を見て私もつられて感動した。こんなに味わって読んでもらえたら物語も作者も本望だろうと思える程だった。感想を言葉にするのが苦手だなと普段から感じているので、感動したということを大きく表すことの出来るみくのしんさんが羨ましかった。感動することはあれど、あそこまでその体験を言葉に出来たためしが私にはない。私も私の感想で感動できるほどの文章を書いてみたい。それはちょっと欲張りすぎかも。私の気持ちを言葉に出来るようになりたい。過不足なく、みずみずしいままに。今もそうなるように考えながら文字も打っている。まだ難しいかも。

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2024/09/02月 王道ファンタジーと未来の私

私は王道ファンタジーが好きだ。剣と魔法と勇者と魔王が出てくるような。きっと原点は魔法陣グルグルだと思う。勇者さまという概念が好きだ。主人公とヒロインという概念が好きなのもそこから来ていると思う。レベルアップしながら魔王城を目指すというストーリーが好きなのも多分そう。今みたいに子どもの頃に見た作品が創作の土台になっているんだなと感じることが多々ある。昔感じたことがこうやって現在の私を作っているんだろうし、きっと未来の私が今作られている。素敵なことだ。新しい作品にたくさん触れていきたいなと思っている。同時に昔見た作品にも改めて触れてみたいなと思う。きっとそこには古いけど新しい好きが詰まっているだろうから。王道ファンタジーもの、探してみようかな。

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2024/09/03火 地獄からパーティは生まれる

コロッケをたくさん揚げてコロッケパーティをした。お肉屋さんで作られたコロッケはスーパーで買うものよりお肉がはっきりしている気がする。我が家でコロッケと言えばお肉屋さんで買うもので、こうして大量に揚げてパーティをすることが決まっているイベント料理の内の一つでもある。夏場のキッチンは地獄だ。揚げ物をするともなればその地獄はより鮮烈なものになる。パーティは地獄から生まれているのだ。そして作る人の血と汗と涙も含まれている。あと愛情。お肉の味がしっかり味わえる揚げたてのコロッケもまた同じような成分が含まれているのだった。でも胸中はそこまで地獄ではない。お腹を空かせてコロッケを待ちわびている人がいると思えば心も軽い。料理をするものは美味しいの一言でこの揚げ物地獄も乗り切れるものなのだ。……ちょっとそれは言い過ぎたかも。たまには代わってほしいかも。

揚げたてのコロッケは本当に美味しかった。コロッケ、一人で25個揚げてもいいくらい好きだよ。

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2024/09/04水 秋を先送りにする

気温が下がったのでエアコンを切って扇風機をつける。家の周りの植物が秋の草花になっているからだろうか、朝夕の空気も涼やかな香りへと変化していた。もうすっかり秋だなと思い、どこか寂しい気持ちで椅子に腰かけた。この寂しさはどこからやってくるのだろうか。気温が下がるとやけに寂しく、もの悲しい。皮膚の感覚も案外馬鹿にならないものだ。私たちはこの体で考えてるのだから。脳も臓器だ。心も臓器なのだろうか?

……あれ?この部屋やっぱり暑いかもしれない!! 椅子から慌てて立ち上がり温湿度計を見てみれば28度、外は31度だった。暑いわけだ。エアコンをつけ直し秋を先送りしておいた。全然寂しい時期の温度じゃない。まだまだにぎやかで派手な季節を楽しもうと思う。まだまだ暑いだろうし。

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2024/09/05 言葉の生き物

日記を読むとその人の人柄がなんとなくわかる気がする。文章全体に言えることかもしれないけど。プライベートな文章になればなるほど人柄が滲んでいる。綺麗な文章で書いてる人もいるし、コミカルでリズミカルな文章の人もいる。思えばツイートもそんな感じかもしれない。ツイートの文面にも人柄や性格が表れている。だから私は人のツイートが好きだし、日記が好きだ。出来ることならありとあらゆる人の日記を読みたいと思っているし、ふぉろわのツイートは余さず見たい。そして読んだ後に私もツイートや日記を書きたい。誰かから生まれた文章が私を作り、その私から生まれた文章が誰かを作るのだ。テキストの永久機関。こうして様々なテキストが生まれていくのだ。人が言葉を作り、言葉が人を作っている。人って言葉の生き物なのかも。