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2024.10.27 11:06

日記詰め合わせ2024/10/20

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2024/10/20日 向こうから来た

万年筆とノートと香水を買った。妹の付き添いのつもりで全く買い物をする気はなかったのに、気がついたらカゴに全部入っていた。仕方がないのだ。万年筆は書き心地が今までて一番良かったし、ノートは普段使っているものの持っていない色違いだったし、香水はずっと買おうと思っているグルマン系の香水がちょうどあったのだ。運命だったから仕方がない。なんなら向こうから近づいてきたんだからお迎えしちゃうのも仕方がないんだ。向こうから来たから。早速万年筆をあけて使ってみた。書きやすくて可愛くてサイコー!

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2024/10/21月 家族で寄せ鍋

家族で寄せ鍋を食べた。醤油の寄せ鍋のスープに魚介を多めに入れたので最後らへんはお出汁がたっぷりだった。他には鉄板の具材にプラスしてお揚げや餅を入れた。出汁をたっぷり吸ったお揚げはすごく美味しかった。餅も灼熱のような熱さで食べるのに苦労したけどとても良かった。まだまだやぎの地元は暑いので食べ終わる頃には汗だくになってしまった。お酒も飲めてとってもハッピーな一日で〜した!

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2024/10/22火 自然の眠気

とても眠い……。雨だと本当に眠い。一日中寝ていたい気持ちになってしまう。おそらく気圧の仕業なのだろう。だからといってすぐにお昼寝ができるわけでもないので黙々と仕事をした。何度もデスクで船を漕ぎながらキーボードをパチパチする。何度か意識を飛ばしながらようやく帰宅した。スマホでなんとなく調べてみれば、雨の日に眠くなるのは自然なことらしい。生き物としてはそこそこ当然のことで、大体自然の摂理なんだとか。なら自然に合わせて寝たいよ〜! 三時間くらい!

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2024/10/23水 パンがコトバ?

100分de名著を観た。夏に録画していたもので新約聖書を読み解くというものだった。「イエスがパンを増やし、千切って分け、みんなを満たした」という内容を「この時のパンとはコトバのことだったのではないか」と先生は言っていた。新約聖書に詳しくない私はどれも新鮮な気持ちで話を聞いた。ところどころ知ってるワードが出てきて、そんなところも面白かった。解説の先生の話が好きだったので近いうちに本も買って読みたいな!

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2024/10/24木 感覚過敏

薬を服用すると辛さが和らぐ。当然のことだが私の中には驚きが含まれている。大荒れだった気持ちの波が、まるで水面がスーッと凪いでいくように消えるあの感覚は、未だ私の中では新鮮な驚きと共にある。何度味わってもだ。肌を触れても痛くない、どんな音を聞いても辛くない、目の前の情報量に圧倒されることもない。本来の効果に付随するこの感覚は、私自身の本来の感覚というものを疑うのに十分だった。きっと私は感覚過敏なのだろう。しかも昔から。思い返せば、小さな頃から様々な感覚が苦手だった。全てを我慢し、与えられた環境に対して過剰に適応することしかできなかったが。先ほど口に入れたおにぎりの感覚を思い出していた。あんなに柔らかくて何も違和感のないものを食べるのは久しぶりだな、と思った。

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2024/10/25金 カレーと最後の可能性

家族でカレーを食べた。昨日作ったカレーを温めて食べた。我が家ではカレーの日にフルーツヨーグルトを作りデザートとして食べるのが習慣となっている。私は遅い時間にお昼ご飯を食べたので少しだけ食べた。家族でカレーを食べる。いつもの光景だったがそれがやけに胸に残った。涼しくなって感傷的な気分なのかもしれない。日常というのは常に今回が最後の瞬間になる可能性を含んでいる。今回のカレーが今のメンバーで食べる最後のカレーになってしまう可能性もあるのだなと考える。きっとそのときには今日のことも思い出せないのだろう。母と最後に食べたカレーが今の私には思い出せないように。

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2024/10/26土 世界で一番寂しくない

天ぷらパーティをした。食べてる途中に地域の放送が流れた。「一人でお困りの方、生きづらさや寂しさを抱えてる方に」そんな放送だ。聞き終わるかどうかの頃に妹が私に対して口を開く。「寂しくないですか!」「多分だけど家族で天ぷらパーティをしている人は世界で一番寂しくないと思うよ」なんとも満ち足りた夕飯だった。