愛し方が分からない
許せない愚行
昼食を済ませ遠征任務の支度も済ませ、さて一服しようという所でデイダラと鉢合す。どうやら彼も芸術とやらに行き詰まって茶を飲みに来たのだそう。自分のも淹れてくれだの玄米茶が良いだの、言う事は鬱陶しいも上手に甘えてくる。まだまだ餓鬼だなと茶を飲んでいると頭上から轟音が響く。修行しているのはサツキと飛段だが基本は組手のみでこんな激しい修行はしない。何かあったと現場に迎えばサツキは泣きながら自分で自分の髪を切り落としていた。いつもの嫋やかで優しいあいつじゃない。怒りに燃えていた。止めるも珍しく反発をしてくる。初めてじゃないだろうか。原因が飛段と分かった所で仕置を始める。全く。ついこの間も同じような事をしたと言うのに。全然改心をしていないように見える。サツキが辛そうな顔でこちらを見てくるが飛段を叩きのめしてからまた慰めてやろう。
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