ハシモ

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 列車は都心から遠く離れ、砂漠を走っている。列車の中にはロボットたちが詰め込まれている。  その中で、ある薄汚れた家庭用お手伝いロボットが他のロボットと会話している。しかし、会話していると思った目の前のロボットは電源が切れていて、家庭用お手伝いロボットが実際話しかけていたのは、足元の板状のロボットだった。  板状のロボットの話によると、この列車に詰め込まれたロボットたちはみんな人間から捨てられたのだという。  無知で無能なこの家庭用お手伝いロボットは自分が置かれている状況など、まるでわかっていなかった・・・・。

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