大縫帝国

　カメヤマという大きな駅に着いたみよちと鈴鍍金博士だたが、博士はこの旅路は危険が多いので早めに引き返そうと提案し、彼女もそれに賛成した。だが少々時間があるので、二人はそこで会ったよーろーくんという自立ロボットが営む店に向かい、海苔巻をごちそうになる。そして、この付近でもマグネジは生産されているということを彼から聞いた博士は彼とともにマグネジの融通を頼みにみよちを残し向かうが、そこへイレギュラー、ウツベの急襲を受ける。みよちはどうにか辛勝したが、奴らが改札外へと出られるなら、逃げ場はないと覚悟を決めてこのままナンバへ行こうと博士に告げた。

この作品は、コミティアなどの同人即売会イベントで頒布したものと同じものになります。（初出：重力祭肆）
今度の文学フリマ東京41でも頒布予定です。