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2025.06.22 08:15

オンラインで編集者さんにネームを見てもらいました。

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漫画の電子配信を手掛けているCOMPASSさんが

オンラインで漫画の相談会を開催されていたので、申し込んでみました。



見てもらった作品


3話完結のBL漫画、しかも3話まで読んでようやく謎が解けるお話。

80ページくらいあるので出張編集部に持って行くのはなかなか憚られるのですが、

やっぱり3話まで読んだ上で講評が欲しい!

と思っていたところ、こちらの相談会は「1つのお話につき3話までOK」とのこと。

お言葉に甘えて3話まとめてお願いしてみました。



「褒め重視コース」ではなく「ガッツリ!添削コース」をお願いしたんだけど、

それでも褒めて伸ばしてくれる方針(?)っぽくて、

「このページ数を破綻せずにまとめられてすごい!」「受の子かわいい」と

いろいろ嬉しい言葉をもらえて良かったです。


事前に悩んでる部分を挙げておいたんだけど、

いただいた改善点のうち他の人にも役立ちそうなのはこの二つ。


◯ストーリーが淡々としすぎている


これは今までの作品でもほんとによく言われるので、自分でも悩んでたところ。


解決策の一つとして教えてもらったのが、もっと「余韻や余白を大切にする」ということ。

簡単に言うと、セリフなしで表示や仕草などで表現させてもいいかも、と言う感じ?


例えば

「Aのセリフの後にすぐBのセリフを続けるのではなくて、

Aのセリフに対するリアクションを取らせてからBが話す」場面を増やすこと。


A「今日泊まりに来ないか?」


B「行く」


じゃなくて、


A「今日泊まりに来ないか?」


B→顔を赤らめる


B「行く」


みたいな感じ。表情など顔の変化だけではなくて、仕草などでもOK。


◯秘密に対する匂わせやヒントは大袈裟なくらい入れてもいい


謎が明らかになるのが中盤だけど、

そこまでヒントや匂わせが少ないので、楽しむよりも混乱してしまう。

読み切りとしてならまだしも、連載だともっと情報を出して行った方が脱落を防げる。


図解にすると、今はこんな感じ




それをこうできたらいいよねってこと。



描き手はどうしても「事前に予想できたら白けちゃうんじゃないか?」って不安になる

(別の編集者さんに描き手はついついサプライズをやりたがるんですよ…って言われたこともあるw)

けど、読者視点でいえばそうでもないのかも。


確かに、自分が読者だとしたら「ひょっとしたらこうじゃないか」って予想したことに対して

それを裏付ける情報を与えられて確信を深めていく、って

すごくアドレナリンが出る体験だと思います。

前からいろんな人に言われてきたけど、

今回の話は自分の身に置き換えて腑に落ちたので良かった…。


特に、今はかなりしっかりヒントを出さないとわからない読者も多いとのこと。

ただ、これはより多くの読者を取り込むための方法なので、

もちろんじっくり考察したい読者向けを狙ってもいいかと。


という感じで勉強になって楽しかった!


自社サービスの宣伝トークとかするのかな?って思ってたけど

あっさり触れただけで「良かったらぜひー」で終わったので、

逆に「いいの!?」って思っちゃったw


ということで相談会、めっちゃ良かった。

既に何回か開催されていて、次回は秋に開催するかも、とのことです。


30分てかなりじっくり話せるので(しかも原稿は事前に読んでおいてくれる)、

あらかじめ聞きたいことをいろいろ準備しておくのもいいかもしれません。

見てもらう作品のページ数が少ない場合は、

その作品のことだけじゃなくて漫画描いてて悩んでることとか聞いてみるのもいいと思います。

私も業界の動向(?)っぽい話をお聞きしたりしました。


また、こちらの相談会に限らず、zoomなどオンラインで見てもらうとき(モチコミonlineとか)は

原稿のページ番号をはっきり書いておくと良いです。

目の前で原稿を広げられないため、口頭で◯ページの◯コマ目が…っていうやり取りになるので。


今のところ配信代行は考えてないけど、コンパスさんの描き手にとても寄り添ってる感じがとても伝わる対応でした。あと公式がSNS投稿する時、ちゃんと画像に学習阻害ツールを使ってくれてるあたりも個人的に好感度がかなり高い業者さんです。