公開投稿
2025.08.28 08:40
【当投稿便宜上🔞】ノベル詰んでるのでセルフけつたたき👏
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最近の明野、こちょこちょ進めているSSを、今月末までに投稿するぞ!と努力しているのですが、詰みだしたのでサンプルもどきでケツを叩いていこうと思います。
なんと今回は表紙をちゃんと作ってみたんですよ↓
ご覧のとおり!明野のフェチズム全開🔞ノベルです(開き直り)
例によってあまあまらぶらぶの🏖️🐯(高専/先輩後輩パロ)がいちゃいちゃデートするお話です。
本文冒頭↓
『明日オフ確保できたから、久々に出かけようか』
スマートフォンのスピーカーから聞こえる恋人の提案に、虎杖悠仁はベッドの上で飛び上がった。
「やった!行く行く行く!デート超久々じゃん」
『くすくす、元気だね。楽しみすぎて夜更かししないでよ』
「それは傑さんもじゃん。まだ車ん中っしょ?」
時計の短針は十一時を指している。通話越しに車の走行音が聞こえるから、今高専に帰ってきている車中なのだろう。
「今日も任務お疲れさま。帰ってきたらまずゆっくり休んでな。朝は俺迎え行くし」
『ありがとう、悠仁。お言葉に甘えて頼りにしちゃおうかな』
おどけた声色に笑いが込み上げる。くすくすと含み笑って、悠仁も「おう!この悠仁くんにおまかせあれ!」とおどけ返してみせる。
「それじゃ、おやすみ傑さん」
『おやすみ悠仁』
通話の切れたスマホを枕元に放り、喜びのまま毛布を抱きしめてジタバタと暴れる。
悠仁の恋人である傑さんもとい夏油傑は、呪術高専の二学年先輩の三年生で、呪術師最高位の特級。ある程度任される任務の階級も量も配慮される一年の悠仁達とは違い、膨大な量の仕事を日々熟しているので、高専にいることも少ない。
ゆえに付き合い始めてからちょっとした外出も共にできないどころか、校内で会うこともほとんどない。二人を繋ぐのはもっぱら通話とSNSアプリのメッセージ。近いようで、その実遠距離恋愛状態なのである。
でも明日はデート。直接会えるんだ。行くのはどこだっていい。手も繋いで、それからそれから。
夜更かしするなとは言われたけれど、楽しみすぎていてもたってもいられない。本当は部屋を飛び出して、帰ってくる傑をお迎えしたい。我慢するのだから、明日の服を選ぶのくらいは許されるだろう。
「先輩いつもかっこいい服だからな。緊張すんだよな。う〜〜ん」
筋肉質で腕や足の周りが大きめの悠仁は服選びも制限が多く、かつ金銭的理由で手頃なゆったりしたパーカーが手持ちに多い。これはよく言えばビンテージ。ひとまず補欠。なので、同級生の釘崎野薔薇の買い物に付き合ったついでに、“あんたの私服のレパートリーじゃ、そのうち先輩に愛想尽かされるぞ”と、無理矢理コーディネートされた数着を引っ張り出す。
もうそろそろ冬も始まる肌寒さなので、つい最近買わされたオーバーサイズのふわふわもっちり素材のニットが着られる。薄いベージュで、適当なジーンズも合わせやすいのでこれがいい。
なにせ、釘崎の評価では悠仁に似合っていて可愛いらしいし。この自分でも触っていたくなる素材感で男なんかイチコロ……とも言っていたし。
先輩なんて褒めてくれるかな、そんな妄想しているうちに、もう一つ思い出すアイテムがあった。悠仁は箪笥の別の引き出しの奥から、オレンジの小さな布を引っ張り出す。普段の自分なら絶対に選ばない、ビキニサイズでウェストのゴム部分以外スケスケメッシュの……言ってしまえばエッチなアンダーウェア。
そう、これは二ヶ月ほど前。
「はい、これ、悠仁にプレゼント」
「え!嬉しい!ありがとう傑さん!えと、ハンカチ、じゃないな。下着?」
「そう。悠仁って接近戦が基本スタイルだし、よく運動するでしょ。こういう下着なら動きやすいし、素材も通気性がいいから少しでもストレスが減るかなと思って。それからこれは私の気持ちなんだけど、色がビタミンカラーで、悠仁っぽくて可愛いと思ってね」
履いてくれると嬉しいな。内緒話をするように、耳のすぐ側でふわっと囁かれたあの言葉を、耳朶に吹きかけられた吐息ごと思い出して頬が熱くなる。結局あれからデートどころでは無くて、すっかり箪笥の奥にしまい込んでしまっていた。今回がおろすチャンスだ。
「傑さん、喜んでくれっかな。よし、丸見えで恥ずかしいけど」
悠仁は覚悟を決めた。
…………
この覚悟によって、大変な目に遭うとも知らず……♡
先輩大好き!なゆじをお砂糖マシマシで書いたので、ちょっと煮崩れちゃったかなという印象ですが、個人的にお気に入りです。挿絵も描いてみたので、気になっていただけた方は読んでいただけると幸いです。ひとまず頑張って書き切ろうと思います💪❤️🔥