生まれながらにして巨大な魔力を持ち、育った環境が実力主義のため、あれよあれよという間に頂点に登りつめた魔王。
暇を持て余し、宿敵となる勇者との戦いを夢みていた。
「魔王様、また酒に溺れてるんですか」
「なんだアイツはー!」
納得いかない!
我が輩の宿敵がこんな奴のはずがない!
61
短編
聖女として異世界に召喚されたけれど、なんだかお呼びではない様子……!?