仕方ない
春嵐の後、待機中くらいのイメージで反動がまだ残り見えていない彩吹さんの御手伝い。
戦闘の最終局面でちゃんと言葉を交わして隣に立った二人ですが、その後は正しく言葉を伝える方法が浮かばずに極夜からは少しだけ距離を開けていたように思います。
伝えるべきは「ごめん」の一つなのですが、それだけじゃ足りないと思っていたんですね。
だから、この時も本当は彩吹さんが行きたそうにしているところに連れて行ったらそのまま声も出さずに去ろうとしていました。
手を取って案内をしようとしたらすぐにばれてしまったので観念した、という形になってますが、この後も黙って自分が連れて行きたいところに連れて行った挙句暫くは言葉を発することなく彩吹さんを困らせるという……。
でも、かたくなに自分であることを伝えようとしない極夜に対し、極夜であることを信じて疑わずついてきてくれた彩吹さんが素敵すぎました。
極限の集中状態で長く近くに居たので、こういう勘が鋭く隣に在ることに敏感であっても素敵だと思うのです。