お前がいたはずの場所は
何かで考え事をしたとき、なんとなく廊下の窓から校庭見て「おーあいつ今日も元気に走ってら~」って逸ちゃんを見る事があったのに
そのうち自分のことでいっぱいいっぱいでそれすらしなくなる。
ある日、湊くんと小さい言い合いした直後とかに頭冷やそう~ってなんとなし久しぶりに校庭みたらそこにいるはずの姿がなかった、という。
そこに当たり前にあると思っていたものが無くなっていて驚き、無くなったことに気付かなかった自分にもショックを受けた男。
じわじわと近しかったものが離れ、当然気付けないことも増えていくけど
そういう変化にまだまだ弱いんだね~
何かをできなかったって事実の方が重く感じるのかな。
多分だけどその分だけ何かを得ていると思うけどな~