売り専BAR

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数十年前サーフ友達とそいつん家でだらだらしてたら、おい気になるバイトみつけたぞ!つってスポーツ新聞の
求人欄みせられた。「日給2万以上&簡単な接客&詳しいことは面接にて」とあった。
行く?行こか!ってすぐそこに電話して面接の段取りして相手の言う待ち合わせ場所の新宿二丁目の近くにいったんだ。
すこししたら中年の金髪が来て面接の人だよね?って言われてから、ついてきて!って言われその金髪中年は
スタスタ行ってしまうものだから、やっぱ帰る?やばそうじゃね?いや、店行って話だけ聞く?とヒソヒソやってるうちにその店に着いてしまった。ビルの二階で営業するその店の怪しさから入るのを一旦躊躇したけど、まぁいこうぜって目で会話して入店。カウンター6席のみの細長いただのBARだった。カウンターには誰も客いなく、二人で腰おろすと目の前にいたマスターらしき人にココはどんなトコかご存じですか?と言われたのでBARですか?とかえし、出されたアイスコーヒーを口に。なんか、あー!なんも知らないんだなみたいな態度をその人は示してから小声でここは売り専BARだと告げられた。ん??だったのでそのマスターらしき人に売り専BARの説明をうけた。話を聞いてる間、友達はずうっと下を向いていてなんか悲しそうだったので見ていられなくなって、あー話はいいです。帰ります!っていって友達におい!いくぞ!って背中をたたいた。するとすかさず、君はダメだけどそちらの彼はかなり稼げるからもう一回考えてほしい!と言いやがった。数十年たっても、その放たれた言葉は心のどこかに潜んでる。店出るとき客が入ってきたんだけど先に出た自分をスルーし友達を舐め回すように見てた。あー自分は外見イケてないんかな?と友達に話しかけたけど無視されそのまま無言で新宿まで歩いた。別れるときに、ホントごめん!あんなトコとは思わなかったゴメン!って言われてキュンとした。(友達はもこみち似)
一週間後、可愛い娘紹介してもらった。

フィクションだけどね話

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