公開投稿

2025.10.01 00:05

1001_単眼の日こぼれ話



どうもこんにちは 単眼の日絵こぼれ話のお時間です

こちらは今月分のラフ


今月はゼフィランサスです。個人的に縁のある花。

分類としてはヒガンバナの仲間ですが、クロッカスの仲間にも見えてかわいいな〜と思います。


花言葉の「期待」に準えて、奥の方から息遣いを感じられる構成に。

花の奥・紗幕の向こうにあさ乃がいることで、絶妙に手が届かなそうな距離感が表現できてたら嬉しいです。

光の当たっているところは少しずつ線を削った上で色を変えたりして表現しています。ここ1年くらい気に入ってる描き方。


ほんで今回はキタニタツヤの「花の香」からも着想を得ています。

仄暗い文学作品のような歌詞と余白を感じさせるメロディが心を離してくれない曲です。


先日初めて彼のライブに行きまして。

生歌聞いたら彼の曲で何か描きたくなるんだろうな〜と行く前から予想してたんですが、まあ案の定でしたね。チョロ〜い

(私が行った公演では花の香は歌わなかったですが)


それともうひとつ。

キタニがボカロP出身なところから連想して、「もしこの絵がボカロ曲用の1枚絵だとしたらどう描くか?」をテーマにしていました。

なので比率も約16:9です。

ボカロ曲の1枚絵ってだいたい人物のいないところにタイトルとか歌詞が出る印象があって。

あさ乃が存在する空間としての余白と、字幕エリアとしての余白を兼ねられた構図にできたかなと思ってます。

間奏で歌詞が出ないタイミングは前者の空白を楽しんでもらう想定で。


そんな感じで、色んな空白を想像して見てもらえたら嬉しいです。



今月もあるよ・タイムラプス