安眠のポートフォリオ

リュール様との交合にて、人生で初めて「許容量を超えるほどの愛と快感を注がれる」経験をしたパンドロ。

（き、気持ちよすぎて……死ぬ！　召されるっ！　頭がおかしくなって死ぬっ……でも……このまま召されたとして、行き着く先ってリュール様の御下か……？　そんな、死してなおリュールのお側から離れられないなんて……幸せすぎて、死んじまうっ♥）

という自らのループする思考に何の疑念も抱くことなく、間断なく喘ぐことと必死にパートナーへしがみつくことのふたつしか出来なくなっている様に、リュール様も「パンドロ♥かわいいです♥私のパンドロ♥♥決して離しません♥♥♥」と幸せそうに腰を抱えてたっぷりお返ししてあげるんですね。

でもふと、パンドロが我を忘れて「し、死ぬっ♥♥♥」と口走りでもしたら、

「ご、ごめんなさい！　苦しかったですか？　私ったら自分本位でやりすぎてしまっていましたね、ああしっかりしてくださいパンドロ、死なないでください、私を置いていかないでください……！」

なんてリュール様が普段は心の奥底に仕舞っていたささやかな不安を刺激してしまったのかめちゃくちゃに謝られてしまったため、「い、いえ、今のは……き、気持ちよすぎる、という意味でぇ……うう……」と恥じらいを堪えていかに自分が感じ入っていたかを弁明することになるのも愛おしい光景ですね。

それからは喘ぎ方にも気をつけて、素直に「いいっ♥気持ちいいですぅリュールさまぁっ♥♥♥」とあられもなく告げざるを得なくなるパンドロ。そんなパンドロが愛おしくて仕方なくてもっともっと大切にかわいがるリュール様なのでしたとさ。

〜FOREVER LOVE〜