公開投稿
2024.04.03 11:45
リュパン/リュ様がなぜ今目覚めたかの理由らしい理由は語られてなかったから解釈は自由だよね!
リュール様は及び腰なパンドロに迫ったり、小さなわがままやいじわるを言って恥ずかしがらせたりするのがお好きなのは支援およびお目覚め会話より確定的に明らかなわけで、名実ともにパートナーとなり周囲にも公言した暁には、隙あらば愛おしいひとに抱きついてスリスリなさるくらいは日常茶飯事になるかと思われるのですね(早口ろくろ回し)。
当然パンドロは照れて恥じらい恐縮しきるも喜びは隠しきれず拒否もしきれず、そうして甘やかされてすくすく育ったリュール様のラブラブ大好き猛攻に、いつしかパンドロも慣れちゃったりして、「どうされたんですか? ふふ、リュール様は本当に甘えん坊ですね……」と微笑んで受け止められるようになるんですよ。なんと尊き光景。平和の象徴。リトスの希望。母さん空から見ていてくれていますか、私にはこんなにも優しくて愛おしいパートナーが連れ添ってくれています。
それがあんまりにもうれしくなってしまったリュール様が、ついしみじみと、
「私を愛してくれて、ありがとうございます。私はあなたと出会うために、この時代に目覚めたのかもしれません」
なんて本音を口にしてしまったら、途端に愛おしそうに赤と青の髪を撫で下ろしていたはずの手が止まってしまって、あれ私なにか変なことを言ってしまいましたっけとさすがのリュール様も恐る恐る目線を上げると、今までで一番と言えるくらいに頬を朱に染め唇を震わせ瞳をうるませたパンドロの顔がそこにあるし、言葉を詰まらせながらも何度も頷いて「……オレもです」というたった一言を懸命に絞り出す彼の姿に、ああもう本当に私のパートナーは……と改めて噛みしめるリュール様なのでしたとさ。
千年前の過去の記憶はないけれど、パンドロと出会って、パンドロと共に歩んできて、パンドロとした様々な経験の記憶は日々積もっていくこと、リュール様にとってなによりうれしいかもしれないですよね。母さんも空の向こうで安心してるよ。