「約束通り、この学校を殺す権利を貰いに来ました」
友人の付き添いで高校の合同説明会に来た花菱想生は、教育委員会の青年に金寿高校に入学してほしいとお願いされる。
進学する気のなかった想生に対し、青年はある提案をした。その提案が守られなかった際は、学校を殺す権利をあげると言う。
彼はどうして想生に入学してほしいと望んだのか。学校を殺すとはどういうことなのか。卒業式の日、想生は屋上で全てを目の当たりにする。
表紙協力:marina 様
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花神
読み切り/連作短編/ファンタジー/青年+中学生