公開投稿

2025.06.08 20:40

メイン第1部再読メモ【1】1~2章


【第1章】あなたと友人になれたら


第1話〈満月の夜に誘われて〉

・賢者様の家はマンション

・背景に描かれたガードレールの意匠が銀杏、色は白、東京都の「都道沿い」の道らしい

・猫ばあさんの言葉

「風が強くて、猫が騒ぐ、明るい満月の夜には なにか不思議な事が起こる」

・大きな月をカメラで撮影している

・エレベーターで初めて出会ったムルの台詞の「長い間」とは具体的にどのくらいの期間を指しているのか。彼が欠片の一片だとするなら魂が砕けた地点から、ということなのか、あるいは別の事柄から見た長さなのか

・ドラモンドの役職「魔法管理省」大臣 中央の国

・彼曰く「(魔法使い達は)昔から 異界からやって来た賢者の言うことしか聞かない」とのことだが、「昔から」そうと見做されている根拠は通説か、伝承か、その他の理由によるものか

・賢者様はあまりRPGをやらない人物であったらしい


第2話〈手を引く者〉

・カインは騎士団長の座を追われた

・ヒースクリフとの邂逅。賢者様は彼に容姿端麗の印象を抱く

・「〈大いなる厄災〉との戦い」という言葉が登場する


第3話〈真摯な眼差し〉

・シャイロックとの邂逅

・カインから「仲間を半分失った」と説明される

・通常の賢者の魔法使いは20人、半数が減ったので10人

・「形のない誓い」……この場合は〈約束〉と見做せるのかどうか?


第4話〈誰のため〉

・仲間を庇って深手を負ったファウストについて

・ドラモンド「魔法使いというものは、性悪で、尊大で、身勝手で……」


第5話〈始まりの合図〉

・「魔法化学兵器を装備した大軍」への言及

・ムルがドラモンドをねずみにする→服はそのまま場に残される


第6話〈花かけらの波〉

・高波のような七色に輝く花びらの群れ

・「世界を修復する時にあらわれる」

・指先に触れると砕けて粉のように散る、触っても大丈夫


【第2章】賢者の書


第1話〈厄災の爪痕〉

・オーエン「世界が滅びかけたって?」

・この場合の世界が壊れる/滅ぶの定義は何なのか


第2話〈生命の灯火〉

・瀕死のファウストを囲むスノウ、ホワイト、オズ、ブラッドリー

・ファウストは仲間を庇って死にかけている

・「神様、早く、僕を自由に」

・ムル、シャイロック、カイン、ヒースクリフと魔法舎へ向かう賢者の気配を察知するオズ

・賢者に「青年」と形容されるオズの容貌、眼差しが安堵に緩む


第3話〈賢者の力〉

・ヒースクリフに怪我がないか確認して微笑んだ(ように見える)ファウスト

・怖そうな目つきの青年/夜の闇より静かな声(オズ)

・賢者と手を繋いだ彼の体に白い光が浮かび上がり、淡い光が強く輝いてファウストの体に吸い込まれていった描写


第4話〈信じがたい現実〉

・来年の〈大いなる厄災〉の到来に備えた話し合いを持ちかけるカイン

・カイン「力を合わせれば失わずに済んだ仲間が何人もいたはず」

・オズ「群れに意味はない」立ち去る

・彼が力技で宿命を変えたことに対するスノウの言及

・オズが一同を束ねることに反対のブラッドリー

・双子に手を引かれて部屋から連れ出される賢者


第5話〈一抹の不安〉

・異界からこの世界にやってきた賢者たちが残した膨大な「賢者の書」

・前の賢者の書は現代の日本語で書かれており、魔法使いたちには読めない(異なる文字が使われている)

・「10月30日 ハロウィンの夢からなかなか醒めない」「11月3日 パレードをした」

・カレンダーはグレゴリオ暦に似ているよう

・ハロウィーンへ言及するのになぜ「31日」にしなかったのだろう?

・前賢者は東京都在住だったらしい


第6話〈ひとりぼっち〉

・魔法使いは長寿、魔力が成熟したときの姿で肉体の時が止まる

・賢者には思い出せる「家族や友だち」がいた

・ホワイトが死者であると語られる

・魂を繋ぎ止めて残像をたもつ、とは具体的にどのようなことか?

・前賢者の情報:リーマン/黒髪/要領の良い青年/お喋り好き


第7話〈日本語のマニュアル〉

・前賢者は日本語しか読み書きができない

・「古文っぽい文字で書いてあるのは上の棚の巻物」「英語で書かれた賢者の書は西側の棚の中央付近」

・前賢者の前の賢者の書はアラビア文字に見える

・元の世界に帰る方法を探す協力をしてくれていた中央の国のアーサー王子

・カインはアーサーと同じ中央の国の騎士

・前賢者が使っていた部屋がある


第8話〈月に焦がれて〉

・前賢者の書を読む賢者

・「大昔には異界から何度もやって来て帰っていく奴がいたらしい」

・オズは「アーサーが来るたびにいなくなって絶対に顔を合わせない」

・地面に墜落してきそうなほど大きな月

・シャイロックがムルを「〈大いなる厄災〉に恋をした異端の魔法使い」と評する

・彼は魂が砕け散ってもなお月に焦がれている

・例年よりも強い力でこの世界に近付いてきた〈大いなる厄災〉

・「かつてのあなたが恋しいです。偉大な哲学者ムル」

・失われた仲間たちの代わりに一体どんな魔法使いがやってくるのか



(第3章以降はメインスト第1部再読メモ【2】へ)