公開投稿

2025.08.30 20:08

熱い夜を過ごすマルイゾ

拙作「恋するオトメ」の世界線のマルイゾが一回戦のあと二回戦(&三回目)をおっ始めるだけのエロいお話です

(イゾさん女体化注意⚠️)


***


「お前、いつの間にこんな身体になった?」


 ずっしりと分厚い胸板から深く刻まれた腹筋の割れ目を指先でなぞりながらイゾウが尋ねると、マルコはフッと笑ってまろい額に唇を落とした。


「急にどうしたんだよい」

「いや、子供の頃は似たような身体つきだったのになあ、と思って」


 そうだなァと同意しながら、マルコもイゾウのウエストからヒップにかけて描く見事な曲線に手を這わせる。


「中学の時、おれがお前の着替えに遭遇しちまったの覚えてるか?」

「いや……そんなことあったっけ?」

「あったよい。胸とか腰とか……一瞬だったけど目に焼きついちまって。後から思い出して何度も抜いた」

「お前、そんな時からおれのことそういう目で見てたのか」

「中学高校の頃なんて大半はエロいことしか考えてねェさ。とにかく、その時からおれはお前の身体が美味そうに熟れていくのを見てたし、欲しくてたまらなかった」


 イゾウの腰を抱き寄せ、首筋に顔を埋める。もう片方の手で胸を弄ると、またするの?と小さく尋ねられ、顔を上げてキスをした。


「お前に触りたくても触れなくて……指咥えて我慢してた頃を思い出したら堪らなくなった」

「エッチなDVD観てたくせに」

「それは覚えてんのかよい」


 拗ねた振りをしてプイっと身を反転させたイゾウを追いかけるように後ろから抱きしめて背面側位を取ると、既にそそり立っている剛直をグチュリと蜜壺に埋め込む。


「あっ……やだ、」

「本当に嫌か? こんなに気持ちイイのに……?」


 太腿に手を這わせ、上になっている方の脚を曲げさせて腰を押しつけると挿入が深くなる。耳の後ろに鼻先を擦り寄せて熱い吐息を漏らすとイゾウのナカがきゅんと締まった。ゆっくり腰を引いてもう一度深く挿入しながら今度は乳房を包み込む。


「なァ……嫌か?」

「っ、……や、じゃない、」

「だよなあ……ああ、気持ちイイ……なァ、知ってるか? お前のナカ、おれの形になってんだ。ぴったりフィットして、挿れる度に甘えてトロトロに絡みついてくんの……もう最高」


 ゆるゆると腰を動かして抽挿を繰り返しながら、首筋に吸いつくようにキスを繰り返す。圧倒的な密着感とジリジリと与え続けられる快感にイゾウの息が上がる。あ、あ、と控えめに嬌声を上げるその口元にマルコは指を這わせ、唇をなぞると口内へと侵入させた。


「舐めてくれよい」

「ふぅっ、ん……」


 マルコの人差し指と中指に無遠慮に舌を撫でられてイゾウはぶるっと身を震わせた。健気にちゅくちゅくと指をしゃぶられながら挿入した陰茎も媚肉に甘噛みされて興奮を煽る。


「……エロいなァ」


 ずるりと引き抜いた指を下へと伸ばし、ぷくりと勃ち上がって触られるのを待っていた敏感な突起を撫でてやると、ああっと声を上げてイゾウが身体を震わせる。ビクビクっと身体が硬直し、膣壁がマルコを固く締めつけて危うく吐精しそうになるのを堪えた。汗が滴り落ちてくる。込み上げてくる飢餓感に抗わず、くたりと脱力しているイゾウの身を反転させ、挿れたまま後背位へと体勢を変えるとすぐさま抽挿を再開する。


「待って、マル、コ……! イッた、ばっかなのに……っ」


 逃げようとする腰を捕まえて、後ろから何度も貫いた。丸い尻をこちらに突き出して、赤黒く猛る肉棒を咥え込んでいる姿は何度目にしても煽情的だ。白い背中に覆い被さるように半身を前に倒すと胸を揉み、指先でカリカリと中心を引っ掻きながら雄の律動を刻む。


「バックでしながら乳首いじられんの好きだろい」


 その一言に、結合部からとろりと溢れ出た愛液がぐちゃぐちゃと一際大きく卑猥な音を立て始めた。はあ、はあっと息を吐きながら身体を起こしたイゾウは懸命に身を捩ってマルコの頬を引き寄せ、唇を重ねる。その身体を後ろから抱きしめ、マルコは獣のように腰を振り続けた。


「は……っ、もう出る……!」


 切羽詰まったマルコの掠れた声はイゾウの雌の本能を煽り、愛する男の子種を絞り出そうと埋められた陰茎を締めつけた。汗で滑りの良くなった肌を擦り合わせ、いやらしく舌を絡めて二人は絶頂に達した。互いの瞳を至近距離で見つめ合いながらビクビクと身体を震わせると、口の端から顎へと唾液が伝う。射精した直後だというのに、なぜか熱が引かない。


「なあ、イゾウ……もっかいしても良いか?」


 未だ焦点の合わないイゾウは、それでも熱っぽくマルコの首に腕を絡めるとマットレスへと身を沈めながら、良いよ、と囁いた。