アマチュアバンド時代

・別名:瀬名と瑛士がシェアハウスしてたころ
・歌の天才が音楽に本気になるのは高校卒業後
 飲み込みが常人よりも圧倒的に速い。同期を次々と抜かしていく
・瑛士が瀬名(音楽)に劣等感を感じるようになるのは高校卒業後
 相方の成長スピードに追いつけない焦燥

skebで依頼したシェアハウスイラストはこちら。
はじめまして! 流音と... by 526△初画集『世界で... | Skeb


瀬名19歳 春
高校卒業と同時に家を出る。アマチュアバンドとして2人組で活動を始める。
お金の節約のため、瑛士と一緒に住むことにする。
瀬名はパン屋のバイトを続けつつ空いた時間で音楽活動。
瑛士はお世話になったバンドのサポート続けつつ、
他の時間で自分たちの音楽活動。
自分たちの音楽を昇華するのに、周りからの刺激がちょうどよかったらしい。


19歳 冬
3回目の合同ライブイベント。
ライブ前、瑛士は非常に緊張し、黙り込んでいる。
本人も理由はわかっていない様子だ。
(当時、自分の実力が瀬名の足を引っ張っている怯えが無自覚に発生していた)
一方、瀬名もライブ本番でハウリングを起こしてしまう。
瑛士が演奏をつないでくれたおかげで、なんとか終えることはできた。
しかし、少なくとも瀬名にとっては大失敗したライブとなった。
終了後、瀬名は珍しく落ち込んだ様子を見せていた。
なお、

次のライブは瀬名も失敗が怖くてガチガチに緊張していたが、本番が始まったらあっさり乗り越えた。


20歳 春
瑛士がうなされている場面に、瀬名が初めて遭遇する。
助けて介抱してやると、心配すんな と言われた。
このときの悪夢は、どこにも行けずに1人で歩く夢だった。


20歳 7月
瑛士みたいに音楽一本で時間を使うために、瀬名がバイトをやめる。
瀬名には、多少収入が減っても音楽活動でやっていけるだけの見込みがあった。
このとき、バイト先の店主からネクタイを贈られる。


20歳 8月下旬
瑛士がメッシュを入れてくる。
理由をそれとなく聞いてみたが、「気分」ではぐらかされる。


20歳 冬
瀬名は地元の成人式に出席する。
瑛士は興味が無いので出ない。


20歳 3月
父親から様子伺いの手紙が年に1度の頻度で届きはじめる。
キッカケは、息子が地元の成人式には出たのに実家には帰ってこないから。


21歳 春
瑛士がサポートに入ることをやめ、
全ての時間を自分たちの音楽につぎ込むようになる。
ライブを行う頻度がさらに増え、
アマチュアバンドとして周知されはじめる。


21歳 夏
2人がファンにサインをはじめて求められた時、瑛士がさらさらと素人感がないサインを書く。
驚いた瀬名が事情を聞き出すと、
先日、サインを考えた方がいいかどうか話題に出してふんわり流れた後、
瑛士は先輩バンドマンにサインの必要性を相談し、デザインまで考えてもらったらしい。
瀬名は瑛士にムッとしつつ、自分で考えていたサインをデザイナーに頼んで、より良いものに仕上げた。


22歳 春
アマチュアバンドとして名が売れている。
固定ファンもいるし、贈り物だってたくさんある状態。
望月優斗(通称、もっちー)にスカウトされる。
※インセイン「バッカスの孤独」より
その後、

インディーズレーベルに預けられる。


22歳 夏
・瑛士が夜遅くまで作業することが増える
・明け方に瑛士がうなされている場面に瀬名が遭遇する
そのときに、たまに悪夢を見るってことを教えてもらった

悪夢を見る理由は、瑛士がプロのバンドマンとの交流を通じて、瀬名との実力差を自覚したため。
ただ、自分の代わりに瀬名の隣で演奏できるようなギタリストも見つからず、
瀬名の隣に自分以外のギタリストがいるのも嫌だったので、一緒についていこうと努力を重ねていた。

瀬名はその理由に気づけなかった。

若菜ちゃん加入

22歳 9月
スタジオミュージシャンつながりで若菜ちゃん(当時19歳)と知り合う。
1ヶ月間、シングルCDの収録を行う。演奏をやればやるほど、お互いにしっくりくる感は強まっていく。
瑛士が若菜ちゃんに「どっかとバンド組まないの?」と聞くと、「いろんな人と合わせるのが楽しい」で返される。

無事に収録を終えた後の打ち上げで、
瀬名と瑛士が正式にバンドに入ってほしいと頼むが、若菜ちゃんがちょっと困った様子で断る。
演奏は本当に楽しかったけど、自分がバンドに入ってしまうと足を引っ張ってしまうんじゃないかと思った。


22歳 3月上旬
次のシングル収録のとき、瀬名と瑛士がベーシストで若菜ちゃんを指名する。
若菜ちゃんもオファーを受ける。ベーシストが見つかっていないといいなと思っていた。
半年ぶりに再開。初日の合わせが始まる前、瑛士がもう1回バンドに入ってほしいと頼むつもりだと宣言する。

こうして、若菜ちゃんがベーシストとして正式加入することになった。
瀬名が「とっしー」と呼んでもいいと発言。
若菜ちゃんの名前を覚えていない瑛士案件がありつつも、賑やかに互いの呼び方を決めた。


22歳 3月21日
若菜ちゃんが20歳の誕生日を迎える。
『初のお酒は他に人がいた方がいい』という話は聞いていたので、
瀬名と瑛士を誘って居酒屋に行く。
ここで、若菜ちゃんがめちゃくちゃお酒に弱いことが判明。
男2人は酒に強かったこともあり、気づいたときにはすっかり酔っ払って寝落ちてしまった。

女性1人を部屋に置いておく訳にもいかないし、自分の部屋に連れて行くのも論外。
結局、2人はもっちーに相談して助けてもらった。
この1件で最も気に病んだのは瀬名。若菜と瑛士とマネージャーは「次は気をつけよう」で流れた。


23歳 4月
若菜ちゃんが加入したことを正式公開。
このタイミングで、アマチュアバンド時代からバンド名を改名し、
GLORY-USが結成された。
改名の理由は、当時、女性ファンが7割を占めていたため。
違うファン層にアピールする狙いで、もっちーが言いだした。
その後も、

毎日のようにスケジュールが入り、売れっ子バンドとしての道を駆け上がっていく。
休みらしい休みはほとんどなく、たまの打ち上げも、ライブやCDの感想戦に当てられた。
※この忙しさは、初アリーナ公演が終了し、他事務所に移籍するまで続く


23歳 秋
バンドだけで食べていけるようになる。
お金が貯まったのでシェアハウスを終了し、瀬名と瑛士は新しい部屋を探すことになったものの、
瑛士がろくに興味を示さなかったので、2人で一緒に部屋探しをした。
その後、

瀬名の家で若菜ちゃんと一緒に3人で新居祝いをした。
若菜ちゃんが瀬名の手料理を食べたのはこれが初。


23歳 冬
瀬名がとあるバーに入ったとき、
ベリーショートの個性的な人とカウンター相席になる。
その人が話す土産話が面白く、酒の力もあって意気投合。
連絡先を交換(してしまう)。
以降、瀬名は3,4ヶ月に一度、
店主の趣味がゴテゴテに詰まったおしゃれとは言い難いバーに呼びつけられて、友人から一方的に土産話を語られ、
苦笑いしながら楽しそうに聴く付き合いがはじまった。

サンディー加入

24歳 秋
事務所の勧めでサンディーが加入して、4人体制になる。
祝いの席にて、サンディーが若菜ちゃんと同じぐらい酒弱なことが判明。
寝落ちが2人に増える。


25歳 夏
久しぶりにまとまった休みが取れ、サンディーが夏っぽいことがしたいと言い出す。
すると、若菜ちゃんが海に行きたいと騒いで、あっという間に初海に行くことが決まった。
4人とも結構楽しかったらしく、夏は余裕さえあれば海に行って遊ぶようになる。


25歳 秋
事務所の社長がサンディーに見切りをつける。
そして、新たな計画を実行に移した。
この先、

初のアリーナ公演が終わるまで、
**の影響が出続けるようになる。


26歳 4月中旬
瀬名に彼女ができる。


26歳 GW明け
瀬名が初めて詩を書く。
瑛士に共有した時点で、芯が一本通っていて、気持ちがこもった良い歌詞だった。

(瑛士は、自分がGLORY-USに所属してもいいと思える理由のうちの一つに、作詞担当があった。
が、それをとっしーが作ってきたことにより、自分が詩を綴る必要がわからなくなってしまった。
これをキッカケに、次の詩が書けない精神的スランプに陥る。)


26歳 夏
サンディーに難病を患った子ども2人をお見舞いにいかせる企画が持ち上がる。
収録まではしたものの、企画はボツとなって放送されなかった。
それもあって、サンディーはプライベートでもたびたびお見舞いに行くようになる。

初のワンマンアリーナ公演に続く!