HELL FIRE(地獄の炎)歌詞和訳

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「ノートルダムの鐘」金曜ロードショー放送記念に自分用に作っていた和訳を公開したものです。

フロロー判事のヘルファイア(罪の炎)はエスメラルダへの欲望や責任転嫁を歌うフロローの歌唱パートと

彼の胸の内の懺悔や苦悩を歌うラテン語コーラスの掛け合いで構成されています。

清く正しく生きてきたおじさんが信仰心と情欲の狭間で罪の炎に焼かれる苦しみをぜひお聞きください!


ラテン語コーラスはその多くが讃美歌からの引用らしく、キリスト教圏の讃美歌を聞き慣れている人は曲の意図が理解できるのですが

地上波放送時、フロローの歌唱パートを聞いただけでは ただただヤバイおじさんとして日本中に広まってしまうという危機感があり投稿しました。


ノートルダムの鐘のサウンドトラックはいろいろあるのですが(全部良いです)

ラテン語コーラス部分の、ラテン語歌詞とその英訳・和訳がライナーノーツに記載されているのは「英語音声版のサウンドトラック」です。

HELL FIRE以外にもラテン語コーラスは随所に出てきます。意味が分かるとより深く楽しめると思いますので、気になる方にはこちらをお薦めします


OUT THEREの和訳はぜひ聴き比べてほしいです!

カジモドが外の世界への憧れを歌いますが、ディズニー版では人々のきれいな部分しか見えていない和訳で、その後の人々からの仕打ちの残酷さが際立ちます。

劇団四季の舞台版では人々の愚かな部分も見えていて、でもそんな平凡な暮らしが幸せなんだ なぜ気付かないのかと歌います。

OUT THEREは前半でフロローが残酷な外の世界を、後半でカジモドが憧れる外の世界を歌いますが、辛いのはフロローの語る残酷な外の世界を現代の私たちは今だに否定できないことです 世界にほんの少しでも寛容さや憐れみの心が広がれば、フロローの歌う残酷な世界はいつか変えていけるかもしれません。

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