・【融鱗翼竜　カルムシス】 融鱗とは、命の危険を感じた時のみ全身の筋肉と鱗を震わせ熱を発し、鱗を融かす様からついた名である。 融けた鱗からは激臭が漂い、めまい・吐き気・頭痛・息苦しさを引き起こし、液化した鱗に触れると皮膚が溶ける。 鱗を融かした彼らのほとんどは皮膚がただれて死んでしまう。

融鱗翼竜カルムシスは融鱗状態になると緑気竜カルムクロシスと呼ばれるようになる。融鱗から発生した気体が辺りを薄黄緑色に染める様子が由来。

人体に有害なのは勿論、カルムクロシスにとっても有害。喉が焼けるような激痛に苦しみ、意図的に敵を巻き込むようにのた打ち回るので極めて危険である。

飛膜がとけて無くなる様子から 翼竜から竜と呼ばれる。

二度と飛べなくなる代わりに、翼を前肢として特化させて突進、這いずって追い回してくる。

飛膜が破れる心配も無くなったので全ての攻撃がより容赦ないものになる。