番外過去編 2 寺に気に入られるのはあの時代術者が名を上げる一番の方法だったし。
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結果あいつは割と楽しんでいたし、そこの寺はちゃんとあいつを術者としてかなり重宝していたし、私も結局術者としては世話になる事になり、私は「彼の物」だと思われていたらしくて一切邪な目にも晒されず、普通に、今考えても善良な人間相手だったとは思う。なんだか嫌だったのは、結局剥がれるのは時間の問題でも、もう少しくらい幻想を彼に見ていたかっただけで。