エグザベ君にだけうそをつく緑のおじさん
戦闘酔いして中佐に介抱されるエグザベ君のはなし
屋上にて。
シャリア・ブル中佐の指示通に従い、僕は速やかにソドンへ帰投。
格納庫のなかでキシリア様とアサーブ中尉を無事に降ろす。
間を置かず状況確認。
敵モビルアーマー2体は制圧、赤いガンダムはゼクノヴァの反応とともに消失。
ジークアクスは軍警に追われて遁走中か。
夜空を飛び回るジークアクスの追跡に、コロニー内の軍警ザクが集中している。
だけど、中佐のキケロガのほうが一歩先だな。
それなら、今が、好都合だ。
『ジークアクス、出ます!』
もういちど。
今度は、あてもなくジャンク街を歩き回るわけじゃない。
ギャンの索敵とサイコミュ制御で、ニュータイプの真価発揮だ。
『──見つけた』
誰もいなくなった街角を一人歩く人物を確保し、再び空へ。
ソドンに先行するモビルスーツは…… いや、あれ、シャリア・ブル中佐のキケロガか?
その腕の中にあるジークアクスはもう、一切反応がないようだった。
『エグザベ少尉! 右舷ハッチでキケロガを回収します。 ギャンは左に回ってください』
『了解!』
オペレータの指示通りに着舷して、確保したパイロットをソドンのクルーに引き渡す。
あとは、帰還の連絡時に伝えた通り、ソドンの医療スタッフから簡単にメディカルチェックを受けてもらい、問題がなければキシリア様の元へ連れていく。
これで僕の一日が無事終了だ。
そんな気持ちでギャンのコックピットを開放すると、目の前に中佐がいた──。
【ご注意ください】
ここから強引にやおいが始まります
なかよしザベシャリ
キスハグどまり
お好きな方は本文をお楽しみください
誤字等の際はご容赦ください
#二次創作 #個人的な妄想です
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