ブリギット・メリアム・カートハル エイディニア女公立騎兵学校制服

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ブリギットに彼女の所属している「エイディニア女公騎兵学校」の制服を着てもらいました。ここでは野戦演習などで着用する乗馬ズボンを着用していますが、このほかにも学科や外出時に着用するタータンのスカートも存在します。

(解説)
「失魔」によって人類(これもまた魔法種族の成れ果てである)はじめ、大多数の動植物が世界を包む魔力の円環から切り離されることになった。そこで新たに人類が編み出したのがわずかに残った魔獣・魔法植物を利用する技術である。うち、それらを素材として利用する産業は現代では「魔素材化学」「魔金学」として確立されている。一方で魔獣を飼いならし従わせ、利用することはこれに比べると容易ではなかったが、それでも戦時の騎乗動物としてかつては世界各地で広く見られた。これが「魔獣騎兵」である。
魔獣騎兵は世界各地でそれぞれの発展を遂げた――シムルグ、ヒッポカムポス、グリフォンなど。だが軍事技術の発展は魔獣をもってしても抗い難く、通常の騎兵同様に衰退。現代では世界の主要国で廃止されているか、儀仗を務める軍隊外の組織としてのみ魔獣騎兵が存続されているのが現状だ。
クランナッハ・セーティグも例外ではなく、一角獣(ユニコーン)に騎乗する騎兵が古くから存在していた。この騎兵になれるのは若い未婚の女性に限られたため、一角獣騎兵は「女騎兵」とも呼ばれる。連合王国内で独自の母系社会、女系相続を保っていた「エイディニア女公国」の女性から徴募されていたが、現在では兵科としては廃止、養成機関である「女公騎兵学校」が陸軍経営の女子教育機関として細々と命脈を保っている。またその門戸も、今では王国全民族の10代女性に開かれている。

この絵でブリギットが着用しているのは同校の制服で、女騎兵と同時期に廃止になった槍騎兵隊の軍服のデザインを継承している。ここで着用している「第一級統制(No.1 Full Dress)」は武装した上での校内・校外の軍事系式典(部隊検閲、元首儀仗、観閲式参加、市街パレードなど)に着用することが定められている。なお、それ以外の統制はNo.2=校内非軍事系式典、一般教育、専門教育(座学)用 No.3a=乗馬科目用 No.3b=野戦演習用 No.4=夏季校内非軍事系式典、一般教育、専門教育(座学)用 No.5a=夏季乗馬科目用 No.5b=夏季野戦演習用 No.6=冬季体育着 No.7=夏季体育着。

武装は儀礼用のサーベルのみ。ジャケットの下に巻いた剣帯で腰の後ろから吊るしている。軽騎兵に特徴的な、ティンニアなどの東方諸国の影響を受けた湾曲した刀身と、失魔以前の古代剣に影響を受けた柄の折衷的なデザインとなっている。

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