公開投稿
2025.05.02 21:00
落ち込んでいる話 2025.5.2
なんだかひどく落ち込んでいるけれど、それを口にするのは憚られて、しばらく淡々と作業をした。別に励ましてほしいとか、理解されたいとか、自己肯定感がほしいだとか、そういった働きかけを必要としないし、落ち込むことに対しては多分誰も困らない。ただまぁ、この状態では人と会話したくないなとは思う。きっと嫌われるので。僕が落ち込んでも誰も困らないけど、嫌われたら僕がちょっと困る。この状態のときは文章がよく書けるようになるので、最近はあまりデメリットだとは思わなくなった。ただ、書いているものが愉快なものかと問われたら、面白くないかもしれない。そもそも、内省に面白いも起承転結もない。
ネガティブが常態化している自分が、気分の落ち込みにフォーカスを当てているのが個人的にはおかしい。もっと意気揚々としているときにテーマにすべきだと思う。でも多少気力を失っていないと文章が書けないので、文章に起こされるのは必然的に活気のないものになる。
気分の沈み込みに明確な理由なんてないけれど、強いて言えば「今までと同じじゃダメなんだ」みたいな焦りとか、「こんなことをして何になるんだ」みたいな苛立ちだとか、ありきたりな不満が募った結果らしい。ささくれ立った気分は時間が解決すると知っているので、今はおそらくかさぶたくらいになっている。刺激しなければ傷は綺麗に治る。時機を待つのも選択だ。
多少の焦燥感を持っていることはとても健康だと思う。不安も危機感も持たない生き物はきっとすぐに死んでしまうから。
気分が高揚しているときよりは落ち込んでいるときの方が安心できるし、それなりに安全で、正直嫌いじゃない。無敵感より無力感の方が性に合っている。僕には意気消沈しているわりに能弁になる癖があるらしい。