新田充は、両親の離婚をきっかけに、祖母の家に引っ越してきた。彼には忘れられない初恋の思い出があったが、幼い頃の記憶のせいか、それはとても朧気なものだった。
穏やかな田舎での生活を始めた充だが、そのぼんやりした思い出をこじらせているようで。pictBLandのイベント「ローズフェスティバル2023」の際に書いた読み切りです。
テーマは「バラ」ということで、こんなお話ができました。
(2023/5/25、6/22初公開 ※当初は前後編での公開)
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届いた一通の手紙は、亡くした師へと繋がる細い糸だった。【創作ファンタジー】<完結>