「いや、俺のはなしはこれで終わりさ。本に出せる話かどうかは知らねえが、“星の数ほどのうそ”と“ほんのちょっとの真実”。酒をおごってくれたおかえし、それに、あんたらの結婚祝いとして、いまの話を、あんたに贈るよ。」――これは、ある旅の途中、ある老人から聞いた、ある町に関する、おとぎ話です。
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「ささやかだけれど、誰かのなにかの、役に立つものを」――そう心がけること。