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2025.12.20 20:35

舞台「幻想水滸伝-門の紋章戦争篇-」を観て(ネタバレあり)

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2025年12月18日(木)18時~21時

京都劇場にて観劇。


ムービングライトあり、プロジェクターありの私得ステージでした。

ステージも奥行きと横と高低差だけの表現じゃなくて、中央の半円の舞台装置によって縦の表現も可能にしていてすごかった。また、中央の半円舞台装置は、抽象的な形をしていたので、役者さんの演技によって様々なものに見立てることができていたし、中央からいきなり出現することがセリを使わずとも可能になっていた。

オデッサの身体を川に流すときの舞台の使い方が工夫されてるな!と思った。それまで川は階段下のみだったのに、いつの間にか川の上から視点になり、ステージ上を占める川の割合が増えていた。ストーリーの見せ方、演出・演技によって、観客の視点さえも変えさせることができるのはすごいと思った。

フリックの青二才具合がとてもよかった。あと殺陣がかっこいい。

グレミオの高身長を感じさせない腰の低さがよかった。

マッシュ先生の決戦前夜だけ開眼したのは、本気を見せるのに有効だと思った。

バルバロッサのどっしり感がすごかった。

ウィンディの指先まで神経が張り巡らされた所作が美しかった。あと声にならない息遣いがすきだった。

リアンの解放軍リーダーとしての成長を話を通じて感じることができた。

決戦前夜の108星への呼びかけは、圧巻だった。一瞬で観客を解放軍の仲間にさせてみせたと思う。すごかった。


あと、ほとんどのキャラの靴底が気になった。

膨れていた気がするけど、なんだったんだろう。普通の靴じゃあ、殺陣には向いてないのかな?


ただ、第1幕のダイジェスト感は、目まぐるしくてちょっと疲れてしまった。

あとフォロワーさんの多くがすごい感動した!泣いた!という感想を言われていたので覚悟していったら、ほう…おもしろかったけど、ストーリーに感動したかな?ゲームで体験したしなあ?というふうになってしまった。

私はほかの方の感想を見ないで、観劇したほうがいいかもしれないなあ…。


でも、総合としてはおもしろかったです!


気が向いたら&思いついたら追記します。