公開投稿

2025.06.11 12:17

【日記】字書きがiPadで絵を描いてみている話

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こんにちは、こんばんは。

おはよう。

そしておやすみなさい。


桔乃一三千(きのかずみち)です。


突然ですが、思い立ってiPadを買いました。


もともと絵を趣味程度に描く人だったのですが、ペンタブもなし、紙は山ほどあるけどもったいない、などとにかく理由をつけて腰が重い日々。

実際に描く頻度は年に3回くらいでしたね。落書きも入れればもっと多いかもしれませんが。

ということで、かれこれ2~3年ほしいなと言い続けていたのですが、高額な商品なため、じっくり検討しよう! と考え時間を置くと、そのまま忘れてしまう、を繰り返しておりました。

この度もそうなりそうだったので、「ええい!」と谷から飛び降りる勢いで買いました。


でも、その頻度でしか絵を書かない人なんだから、結局使わずじまいなのでは?

そのようなご心配も理解します。

私もそう思っていました。

全く使わず持ち腐れになってしまったらどうしようと、今も心配しています。


しかし、意外なことに、私はiPadが届いてからほぼ毎日のように絵を描いています。

上達は一朝一夕ではしませんが、それでも描くという行為を続けているのが嘘のようです。

これまであんなに腰が重かったのになぜ。

自分でもびっくりです。


さて、すでにお察しの方はたくさんいらっしゃると思いますが、私は絵がけしてうまいわけではありません。

まっすぐ線を引くのも難しい人です。

そこで、私の意外な能力が発見されました。

「自分の描いた絵のどこがおかしいか」が正しく理解できるという力です。


自分の描いてみた絵が「あ、骨歪んでるな」「この角度だとこんな見え方にはならないな」「陰影の付け方がめちゃくちゃだな」とわかる。


ある意味ネガティブな思考回路とも言えなくはないと思いますが、僕はこれを才能の一つだと思いました。

弱点がわかるということは、克服する余地があるということです。

だから、けして悲観はしてません。

これから思った通りに、楽しい絵を描くことができるような、そんな気がするからです。


というわけで、一番苦手な手を描く練習をしています。

手、難しすぎません?

お見本みても全然その通りにならないし、気がつくと自分の手(かなり小さく、子どものような手をしています)に寄ってしまってかっこいい手にならない。

もちろん手に限った話じゃなく、顔も、体も、風景も、おぼつかないことばかり。

どれだけ練習し、どれほどの枚数を描けば思った通りの線が引けるのか、私には想像できません。


こうなってみて思います。

これまで私がご依頼してきた絵師の皆さんは、とても偉大だなと。

以前は感謝や尊敬をしていなかったかといえば当然そんなわけないのですが、感謝の念がますます込み上げてしまって。

いつもご快諾ありがとうござます。

色々細部をお伝えできず困らせてしまい申し訳ない。


絵師の作品の背後に、どれだけの練習が積み重なっているのか、想像する力が今まで全く足りてなかったのだなと思います。

反省します。

今までの十倍、二十倍の感謝を込めて、謹んでお礼申し上げます。


おそらく生きてる間に僕が皆さんのスキルに到達することはまずないでしょう。

だからこれからも、皆さんのお力を借りて生きていくことになると思います。

その際ご無礼のないよう、気を引き締めてご依頼させていただきますので、どうぞよろしくご検討ください。


長くなってしまいましたが、本日はこの辺で。

一三千でした。


P.S. 

7月5日(土)、急遽ヨムフリ高円寺さんに申し込みました。

当落はわかりませんが、お越しいただける方はぜひ遊びにいらしてください。

ゆるっと交流できる素敵なイベントです。

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【今後の活動】(予定です)


~参加イベント~

2025/06/21 ノーサイレンス即売会2(オンラインイベント)

2025/07/05 ヨムフリ高円寺 vol.9 ※申し込み済み

2025/10/12 J Garden58 ※申し込み済み

2025/11/15 ZINEフェス吉祥寺 ※申し込み済み

2026/01/15 もじのイチ3 ※情報待ち


~新作予定~

「しましょう」アセクシャル/短編/17P/ノーサイレンス即売会展示