公開投稿

2023.10.04 16:57

イラストきまぐれ添削①

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Xで投稿した募集ツイートに応募してくださった方のイラストをテキストのみで添削します。

事前に記載した通りちょっと厳しめの内容ですので、もしそういうのが苦手な方がいましたら自衛してください。



【応募文とイラスト】


こだわりはジョッキを持つ手を少しごつくしたことと髪の毛の塗りです

改善したい点は服のしわの塗と髪の毛の束感の出し方、ガラスの描き方です。よろしくお願いします。







































【改善点など】


①誰を描いているか全くわからない


『こだわりはジョッキを持つ手を少しごつくしたことと髪の毛の塗りです

改善したい点は服のしわの塗と髪の毛の束感の出し方、ガラスの描き方です』

と応募文にありましたが、こだわる部分も改善すべき部分もそこではありません。


『よふかしのうた』の七草ナズナというキャラクターを描かれているかと思いますが、

(応募文には作品名、キャラ名との記載が無かったため各種SNSの投稿内容等から判断しました。もし間違っていたらすみません。間違えていた場合ここから先の内容は全部ゴミになります)

「よふかしのうたの七草ナズナです」

とハッキリ言ってもらえなければ全く気付かない、わからないレベルで元キャラに容姿が似ていません。


私は以前よふかしのうたの漫画を読みアニメを視聴したこともあるのでこのキャラクターについてそこそこ知っているつもりですが、七草ナズナとはわからず作品タイトルやハッシュタグ等に『七草ナズナ』と書いてあるのを見たときは、

「あれ、ナズナってこんな見た目のキャラだったかな……?自分が知らない後々のストーリー展開でイメチェンをしたりでもするのかな……?」

という感想でした。

こんな感想になってしまうのは私だけでなくて、おそらくこの絵を見たほとんどの方がそうなのではと思います。

二次創作イラストを描くときに一番意識することはキャラを似せることで、逆に最も避けないといけないのはキャラが似てないという状態なのですが

その状態になってしまっています。


作品とキャラが好きであればあるほどに違和感、『コレじゃない感』は強く感じてしまうものです。

某国のパクリパチモン(偽物)キャラクター商品を見たときのような感覚と言えばわかりやすいでしょうか。

指をさして、「なんだこりゃ、全然似てない!」

と言いたくなってしまいます。

二次創作は作品自体にファンが一定数おり、作品やキャラ名で検索してイラストを探している人が多いため一次創作と比較すると反応が伸びやすいものですが、それはある程度元キャラに似せられている場合のお話です。

個性、作家性、オリジナリティだとかを考えるのはかなり後の段階、画力がかなりついてからで良いので

最初はとにかく徹底的に似せることだけを意識してください(模写やトレスという意味ではありません)。

この真似る能力が充分に身についていない場合、徹底的に、これでもかというぐらい似せようとしたところでまだまだ不十分なので、

『似せて描いて、似すぎてしまったらどうしよう』

とか余計な心配をする必要はありません。杞憂です。


絵柄だ個性だオリジナリティだとか言っても所詮は線の太さ、使う色、各パーツの比率だとかそんな要素の組み合わせでしかないので

参考元をしっかり観察して一つ一つ地道に要素を拾っていけば少なくとも誰を描いたかわからない、というような状態は脱出出来ます。

『似せる』『真似る』というのは絵を描く上での基本中の基本、基礎となる部分でイラストレーターになるなら必ず身につけないといけない能力です。

慣れれば、

『〇〇のような絵柄で』

『〇〇さんのような絵柄で』

だとか言われてもある程度は指定された絵柄で描けるようになります。



②他人からの評価について


このイラストのXへのポストを拝見しましたが、インプレッション数は600程とけっこうな人数に見られているのですがいいね13、リポスト4とかなり少なく(2023.10.4.1300時点)他の過去作品はいいねがたったの1しかついていないものもありました。

そのいいねをくれた1名の方などにはしっかり感謝するとして、作品名のハッシュタグをつけたにも関わらず1いいねしかつかない、という状況には真摯に向き合う必要があります。


『フォロワーの少なさやハッシュタグの付け方、投稿時間の悪さなどが原因で反応があまりもらえていない』

と考えて逃げてしまう方は多く実際そういう場合もありますが、大半はイラスト自体にも少なからず問題があります。

イラスト以外に原因を求めてイラストに向き合わなくなり成長が完全にストップする人を今まで腐るほど見てきましたが、そうはならないように注意していきましょう。

様々な要因が関係する以上、反応数=イラストの良し悪しとまでは言えませんが、それでもやはり良いイラストはそれなりの反応や評価がもらえるものです。


イラストをSNSに投稿しskebリクエスト募集もされているあたり、

『SNSの反応が少なかろうと自分は全く気にしない、どうでも良い、興味ない』

という方ではなく

イラストを評価されたい、イラストでお金を稼いでいきたいと考えている方だと思いますので、反応はしっかりと気にして向き合い試行錯誤していきましょう。


「反応なんか気にしなくて良いんです!!」

とかそんな感じの聞こえの良いことばかりを言うお絵描きYouTuberなどが最近よくいますが、それはそういう『大多数の頑張れない、楽をしたがっている人が求めている言葉』

を言って機嫌をとってあげたほうがウケがよく動画が伸び登録者が増えるし、正直見ず知らずの他人がプロイラストレーターになろうがなれなかろうが全く知らない、関係ないと思っているからです。

実際他人事ですし、むしろライバルが少ないほうが彼らには都合良いです。


『仕事ではなく単なる遊び、趣味でやるなら』

『周りの反応を気にしただけで心が病んだり折れたりするほどメンタルが脆弱なら』

そんな人なら確かに周りの反応なんか一切気にしないで、現実なんて直視しないで目を背けた状態で一生一人で楽しく自分だけのためにやっていたほうが良いですが、向上心があり目標があり夢がある人間なら、周りの反応は当然気にして向き合っていかなければならないものです。

反応を元に改善点を分析していければ成長が格段に早くなります。



③具体的な改善点について


・髪色

コスプレ用衣装と一緒に使われているイラストのナズナは何故か白・茶色系の髪色で描かれているようで、おそらくそれを参考にしてしまったのかと思いますが

ナズナは基本的に紫系の髪色をしており(たまに白いイラストもある)ほとんどの方もそのように認識しているはずです。髪色はキャラの個性の中でもかなり比率が高い部分で、そこが少しイメージと違うだけでも似てない印象になります。

環境光等の影響を受け色味が変化したりしていない公式の画像を拾い、ベース・影色・ハイライト等全て参考と同じ色を使えば確実です。

色スポイトはズルではありません。

色スポイトを使うと自分で考えないから塗り技術が向上しないと言う方がたまにいて、実際それも一理ありますが

きちんとお手本を参考にせず自分の考え、我流だけでやり続けるのが一番成長出来ないやり方なので、色スポイトをしながら塗りつつその色をカラーパレットに登録したりその色を選んだ理由を考えたり、色相感どの位置にある色なのかを確認したりしながら塗ると良いと思います。

アニメ化している作品なので参考画像はいくらでもあります。

画像を検索して拾うだけでなく、自分でアニメを再生して参考画像となりそうな場面を探してスクリーンショットを撮る方法もあります。


・髪型

髪型の最大の特徴である左右の髪の輪が表現されておらず短い三つ編みが垂れ下がっているだけに見えます。

あの特徴的な髪型は描くのが難しいため、

「真正面から見たら輪じゃなくただの三つ編みのように見えることもあるだろうから、この描き方でもまあ間違いではないよな……?」

とか、そんな風に考えて描写から逃げてしまったかと思います。

このように、描くのが難しそうな部分をなんとかして描かないで済むように、隠して誤魔化せるようにと駄目な方向へ駄目な方向へと努力した結果、キャラの個性・魅力となる部分が全然無くなったりおかしなイラストになるのはありがちです。

よくあるのが手を描きたくないから手を隠す、下半身を描きたくないからバストアップ、服を描きたくないから水着、身体が描けないから着ぐるみを着せるなど。

そういう逃げは見る側からするとすぐに分かってしまいます。


苦手な部分を隠し得意な部分を全面に押し出すことで魅力的なイラストにしなければならない場合もあるかもしれませんが、それはあくまで

『魅力的なイラストにするため』

であって、

『楽をするため』

ではありません。

キャラの魅力に繋がる大事な部分は隠さないように、むしろ目立つように描く必要があります。

少し難しいことにはなりますが、キャラの魅力となる大事な部分を見極め、そこを目立たせることが出来るよう逆算してポーズなどイラストの内容を決めていくと良いイラストになります。


髪の輪の毛先部分のサイズが小さい、前髪部分の膨らみと毛の流れが違う、パッツンのような前髪が表現出来ていない、横髪部分の形と長さが違う

など髪型は全体的に元デザインと異なっており、その上で前髪上部にオリジナリティとしてハネた髪が一本追加されているため、似てないという印象になっています。

よく聞く話だと思いますが、髪型、特に前髪はキャラが似るかどうかに大きく関わるため注意してください。


・髪の束感

記載のあった髪の束感について

束感を出すのが苦手な原因は影だけを見ているからという場合が多いです。影ばかり見るのではなく、影を塗っていない明るい部分の形と比率にも注目してみるとかなり描きやすくなると思います。

そもそも、塗りの際の基準となる線画が上手くいってないと塗りも難しく感じてしまうため、立体感と流れを意識して線画を描いてみてください。


・服

袖の長さ・形状が違う、胴体部分のボタンがない、胸の×印の紐のサイズが違う、頭につけるカチューシャがないなど元デザインと異なっています。

服の影もちょっとおかしい塗り方になっていて、例えるなら『木で出来ている服を彫刻刀で掘ってその掘った部分に影が出来ている』ような印象になってしまっています。

ボタンは図形ツールで正円を描きディテールも描写した後にレイヤー統合して一つにまとめ、それを複製し各位置に移動させる

それを服の形状に併せてパース変形して角度をつけてあげると早い上にクオリティも上がります。

図形ツールを使わず手描きでささっと描いた部分は悪目立ちします。

線画を影部分にハッチングで重ねていますが、そのようにあまり使われない描き方をされているのはパッキリとした影の付け方が分からず、何か影色の印象を誤魔化す手段はないか模索された結果だと思います。

線を重ねて影を描くやり方はときどきされたりしますが、普通の陰影をしっかり描いた上でそれを補ったり印象を強めるためにやるものなので、基本的には塗りで影付けをしたほうが良いと思います。


・時計

金属の塗りが苦手かと思いますが、実は金属はかなり簡単で

ベースカラー(何色でも良い)に金属のテクスチャを通常レイヤー不透明度100%でクリッピング

(この際適当に貼るのではなく、テクスチャの影部分とハイライト部分が良い感じになるように調整する。場合によってはアナログ漫画のスクリーントーンのようなイメージでテクスチャを複数枚切り貼りする)

テクスチャの色が使いたい色じゃない場合はソフトのカラーバランス機能で色味を変更し、金色や銀色にする。

乗算レイヤーと加算・発光で足りないディテールを補う。

これだけで手軽に金属を塗れます。

ただしこのやり方の場合金属部分のクオリティ、情報量がかなり上がるので他部分の塗り込みが不十分な場合は悪目立ちします。


・ジョッキと右手

飲み終わった後という設定であり右手も見せたいのでジョッキ内にはビールを入れず空の状態で描いたのかと思いますが、そうなると右下にあるビール瓶を見て少し考えなければその、

『ジョッキに入れていたビールを飲み干した後』

というシチュエーションが伝わりません。

イラストを見てほんの少し考えればわかるようにはなっているのですが、イラストを見る人はそんなに長い時間イラストを見てくれたりしませんし、

『わかりにくい』

『考えないといけない』

という感覚は、小さすぎて自分自身でもストレスとして認識出来ないレベルであったとしてもストレスとなってしまいます。

ストレスがあるといいねやリポストをする気が無くなりがちです。


フォロワー数万、数十万の人が描いたイラストですら、タイムライン等で流れてきたときせいぜい1〜2秒程度しか見てもらえないもので、それならそれ以下の画力で描かれたイラストは1秒も見てもらえないぐらいに考えるべきでしょう。

そのほんのわずかな時間で、観察して考えるまでもなくイラストのシチュやテーマ等を伝え理解してもらうために構図の工夫、視線誘導、情報量整理などあらゆる部分で最大限の努力をします。

『観察して考えれば理解出来るイラスト』

そういうのを描くのは、立ち止まってじっくり見てもらえるようになってからにしましょう。


空のジョッキとして描く場合なら、そのジョッキの透明感、『透け表現』が重要となってきますが

この透けるというのは言いかえれば『後ろの物が見えている』という状態のため、このイラストのように背景が単色の場合あまり魅力を引き出せません。

ガラスの描き方を改善したいとありましたが、それはガラス(透明な物)の描写が不慣れなだけでなく、そのように透け表現の有効な使い方を理解してないのも原因だと思われます。


こだわった部分と記載されていた右手が透けて見えてはいますが、このイラストにおいては正直その握り拳の右手は大きな魅力となる要素ではありません。

透けた先に美しい物があったり、透ける表現自体が美しい場合のみ魅力となります。

透け表現が非常に上手いイラストレーターで

荻pote先生という方がおりますのでイラストをみといただければ間違いなく参考になると思います。

ガラスの描き方については検索すれば色々と記事などがあると思いますので詳しい解説はしませんが、少しだけ書くならジョッキの厚み、線画の色、線の描き方(硬い人工物はどのような線で描くべきか)肌との接触面の表現、ハイライトの描き方、結露による濡れ(水滴)、などについて調べ考えて描くと良いと思います。


ここからは右手の話で、右手は確かに破綻なく正しい形状で良く描けているとは思うのですが、そのような斜め上からの目線で見て評価してくれるのは絵を描く人間ぐらいのもので

大多数の絵を描かない人間は、手をまともに描けるのが普通で、まともに描けない人が下手くそもしくはAIだというぐらいの認識でいるため、手が破綻なく作画崩壊なく描かれていたところで加点要素とはならず、たいして評価アップに繋がりません。

ちょっと試しにイラストの左側、右腕〜ジョッキのあたりを隠して見て欲しいのですが、隠した状態と隠さない状態とで、あまり印象・魅力に大きな違いを感じないと思います。

本当に手を目立たせるように、手を主役のようにして描かれているイラストは手を隠すのが難しい上に、手を隠してしまうとイラストがまともに見れない、成立しないような画面構成になっているので、それも試しにやってみてください。

イラストを観察するとき、自分の手や指を使ってイラストの一部を隠すというのは各要素の役割、効果について理解を深めるために有効な手段です。


少しゴツく描いたと言うのは男らしさ、豪快さを演出することでギャップを出すという狙いがあったということかと思いますが

パッと見た印象もじっくり見た印象としても普通の手でしかないため、そのような狙いがある場合もっと明瞭に、ハッキリとゴツくなるよう線画や塗りに力を入れて右手を描き、その上で『ギャップ』を演出するための可愛さも魅せてあげる必要があります。

ギャップ萌えというのは相反する要素が高い水準でかつ適切なバランスで描写されている場合に発生します。


・目

ナズナは瞳とその周りのパーツが特徴的なキャラです。普通のキャラであっても瞳は最重要と言って良いほどのパーツなので元イラストをしっかり見て描いてください。

瞳だけでなく、瞼の形や目周りの赤みなど大事な部分の描写が見当たりません。

そういう意図で描かれているかもしれませんが、ものすごい寄り目になってかつ目を回しているように見えるので、目線がどこを向いているかわからず目力も弱くなっています。


・鼻

女性イラストにおいて鼻はあまりしっかり描かない部分で、目立ちすぎると可愛くなくなります。

鼻の影を黒い線で描かれているようですがこのような描き方は強い光源と遮蔽物があり非常に濃い影が出来る、というような特殊な状況でなければ避けたほうが良いです。

細かいですが、鼻を表す一本の短い直線を描くとき、線の上側にいくにつれて細く描いたり少し薄くしてあげると鼻が悪目立ちせず柔らかい印象になり、かつリアルです。

なぜそのようなことをするかは自分の鼻を触って形状を確かめてみるとよくわかると思います。


・口

口は簡単なようで難しいパーツで、口を開けて描く場合気をつけないと欠伸をしてるような、ちょっと間抜けな印象になってしまいます。

参考イラストを良く見たり、ラフ時点で描いた口を変形させて見栄えがよくなる形を探したりとしっかり時間をかけて描いてください。

口内に使用している色が濃すぎてぽっかりと大穴が空いているような印象となり悪目立ちしているのでこれも参考イラストからスポイトするなどして柔らかい色にしたほうが良いです。


・全体的な線画

線画の引き方が雑に見え、しかもそれが色トレスをせず黒という最も強い色のままなので汚い印象になっています。

言ってみれば線画は体で塗りは化粧です。

元の形が悪いとその上に化粧をベタベタ塗り重ねても良くならないので、0.1mの狂いも許さないぐらいの意識で描いてみてください。

線画をしっかり描こうと思ったら、たった一本の線を引くだけでも何度も何度も描き直しが必要で、けっこう大変なものです。

ひたすら線を引いたり簡単な図形を描いたりという基礎練を日課に取り入れることをおすすめします。

私はいまだに毎日手の運動と線をひたすら引く基礎練習、トレス練習をやっています。

イラストを見る限り、正しいペンの持ち方を出来ておらず、ペンの持ち方を間違えるとそれだけで絵を描くことによる経験値がガクッと下がり成長が遅れるので、早めに矯正することをおすすめします。

線画レイヤーを各パーツで分けていれば色トレスもすぐに出来るのでやったほうが良いです。


・全体的な塗り

パキッとした影がなく、全体的にぼかした塗りや筆のタッチが強く残っている影で塗られているので汚い印象になっています。

おそらくぼかしツールとエアブラシに依存していると思うので一旦それを完全封印(ついでにハッチングも)、塗る時は必ず神絵師の参考イラストを用意してそこからスポイトした色だけを使う、というようにすればそれだけでかなり改善されると思います。

コントラストをつける(濃い影を塗るなどして明暗差をつける)のは誰でも最初は苦手なもので、沢山描いてもなかなか慣れないものです。

正しい部分に、悪くない影色で影をつけても影色が濃すぎるように感じたり、違和感を感じてしまうのは色が相対的だからです。

全体はまだベースとなる薄い色ばかりなのに一部分だけ濃い色を置くから違和感を強く感じてしまうだけであって、その感覚に負けずに塗り進めていくといつの間にか違和感は消えます。

この絵で言うと首の影、左脚太ももの影、服の袖の内側の影など、一番暗くなりそうな部分を濃い影で先に塗ってしまうと塗りやすいと感じると思います。

真っ白なキャンバスとキャラとのコントラスト差も認識を狂わせ色塗りに邪魔になりがちなので注意しましょう。

私は影塗りの時は背景の色に灰色などを置いています。

色塗りの順序は1影→2影→ハイライトとかいう風に決まっておらず、自分がやりやすいように塗るのが大事で

私の場合絵によってはハイライトから塗ったほうがわかりやすいと判断したらハイライトから塗ったりしています。

ときどき、意識して『いつものやり方』を変えたり封印してみると新しい発見があるので試してみてください。

同じ描き方を繰り返してもその描き方が得意になるだけなので、あまり成長出来ません。

神絵師のイラストを借りてスポイトしながら塗り模写すると良い勉強になります。