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2023.11.16 21:33
伸びるイリアムライバーの特徴
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私は作業中、あまり頭を使わないようなときは音楽を聴くことが多いのですが、家に一人でいる状況が少し寂しい、と感じたときはイリアムというライブ配信アプリを利用することがあります。
まだ利用期間はそれほど長くはありませんが、数百人のライバーの配信を視聴し、伸びる(人に好かれる)ライバーとそうでないライバーの違いが分かってきたので、まとめてみます。
【1.伸びるライバーの特徴】
①挨拶をする
「初見さんいらっしゃい」
「〇〇所属の〇〇です」
初見への挨拶などをしっかりする人。
当たり前じゃない?と思われるかもしれませんが、この挨拶をしないライバーさんはけっこういます。
チャットが多くて気付かない、家事や運転などをしながらの配信だから気付かない、単純に見落とした、疲れていた。
様々な理由は考えられますが、リスナーからしてみれば枠に入ったのに何の反応、歓迎もなければ
『常連などの身内だけで楽しむタイプのライバー』
『初見は歓迎されていない』
と感じて、そのまま配信を視聴しようと思えなくなります。
また、悪い挨拶の仕方で多いのが
「ポイント回収していってください」
という挨拶(?)です。
このポイント回収というのは、簡単に言うと配信を始めたばかりの駆け出しライバーの配信を2分視聴して10回コメントすると、ライバーへ送るギフトを購入するためのポイントを10pt獲得出来るという仕組みで
これがあることで、駆け出しライバーの枠に人が来やすくなり、リスナーも時間はかかるものの無償ポイントを獲得出来ます。
単純にポイントが欲しいだけのリスナーは、ポイント回収専用の無人放置枠がありそれを利用する方が大多数です。
わざわざ有人の枠でポイント回収をしようとする方は
『ポイント回収をしつつ、新しい良いライバーを見つけたい』
と考えていることが多く、こうしたリスナーをファンにするための、駆け出しライバーを手助けするための仕組みがこのポイント回収、というわけです。
それなのにせっかく入ってきた初見の方を、ポイント回収目的なのかも分からないのに回収目的と決めつけたり、邪魔者のように扱って、
「ポイント回収ですか?どうぞ」
という風に言ってしまい、しかもきちんとした初見への挨拶が無い場合だとリスナーとしては当然、
『ポイント回収目的じゃなく、新しいライバーを探していただけなのにポイント回収目的扱いされてしまった……』
と感じてしまいます。
良いライバーは、たとえポイント回収目的の人に対してでもしっかりとした対応、挨拶をしている印象です。
ポイント回収がおこなえる駆け出しの状態でどれだけのフォロワー、ファンを獲得するかが大事です。
②名前をきちんと呼ぶ
リスナーの名前(アカウント名)をしっかり呼ぶ人は好印象となります。
よくいるのが、リスナーが漢字名や英語名の場合読むのを諦める方です。
私の場合、『真泉🎨イラストレーター』というアカウント名にしているのですが、何故か真泉(まいずみ)というのは読むのが難しいらしく
「う〜ん読み方わからない……ま、ま、ま……しんせんさん?わからないけどいらっしゃい」
「あ、イラストレーターさんだ、いらっしゃい」
みたいな反応をされることが非常に多いです。
難しい読み方じゃないと思うんですけどね……。
そういう方が多いためプロフィールの一番上に分かりやすく読み方を書いているので、きちんとプロフィールを見るタイプのライバーさんであればそこを間違えることはありません。
プロフィールを見る一手間を面倒だと思い、名前の読み方を確認しない、読み方を間違えてしかもそれに気付かない、そもそも名前をきちんと呼ぶ気がないというライバーさんの場合
こちらも仲良くお話を出来る気がせず、あまり興味が持てなくなってしまうので、私の場合は即抜けしてしまいます。
リアルだと、初対面の人と知り合ったときにまず得る情報は容姿と名前だと思いますが、イリアムの場合容姿は見えず(見えるのはアイコンぐらい)、分かるのは名前ぐらいです。
その名前すら知ろうとしないわけですから、交流が始まるわけもありません。
アカウント名は実名とは違い、人によってはコロコロ変えたり適当につけていたりしますが、sns上で仕事などの活動をしている人間にとっては実名に近い感覚だったりします。
そのあたりの認識は、ライバーに限らず全てのsns利用者が持つべきと考えています。
「読み方教えてください」
と聞く方も多いですが、それはプロフィールに記載がない場合にすることで
プロフィールに記載があるのに質問してしまうと、やはり
『こちらに全く関心を持ってくれていない』
『少しの手間で確認出来ることを聞いてくる人』
という悪い印象を与えてしまいます。
③不快な音がない
イリアムは動く立ち絵を見ることが出来るものの、基本的には音を楽しむコンテンツです。
なので聴いていて楽しい、心地良い音であるか。
不快な音になっていないかが重要になってきます。
配信中はbgmを流せますが、そのbgm がライバーの雰囲気や話題に合っていたり、音量が適切であると居心地が良く感じます。
bgmが大音量であったり騒々しい雰囲気であったりするともう、それだけで配信を聴く気が無くなってしまいます。
bgm以外にも家族の声やテレビの声、家事の音など様々な雑音も、常連さんであれば許してくれるかもしれませんが、初見であれば不快に感じることのほうが多いでしょう。
そうした雑音が入らない環境を整えることが出来る、というのも良いライバーの条件です。
④配信に集中している
配信での喋り、リスナーへの語りかけに集中しているライバーは好印象となります。
逆に、車を運転しながら、身支度をしながら、ゲームをしながら、というように
『何かの片手間でついでに』
配信をしていると、リスナーはつまらないと感じてしまいます。
ライバーからしてみれば、ちょっとでも隙があれば配信をしてフォロワーやギフトを増やしたい、という気持ちになるのでしょうが、それが原因で離れる人も多いので逆効果になると思っています。
配信なら配信、家事なら家事、というようにしっかり切り替えてやっている方は配信内容の質が良く聴いていて楽しいです。
⑤他者へのリスペクトがある
リスナーを呼ぶときに『さん』をつける、その人の職業を尊敬するなど、他者へのリスペクトがあるライバーは好印象です。
たまにいらっしゃるのが初めから呼び捨てをしてくる方で、そういうのが好きなリスナーもいるかとは思いますが、私の場合はかなり苦手です。
普通に考えて、いきなり呼び捨てをされる意味がわからないので……。
それと、私の場合はイラストレーターを職業としているのですが
おそらく無自覚なのだろうなとは思いますが、イラストレーターという職業を馬鹿にするような発言をされることがけっこうあり、そうしたことがあるとやはり即抜けしてしまいます。
イラストレーターはなるのも続けるのも難しい職業で、人によって異なりますが様々な地雷(言ってほしくないこと)があったりするので、イラストレーターを見てもあまり不用意にイラストの話題は出さないほうが良いかと思います。
具体的に、どういう発言が嫌なのか書いてしまうと例えば
「最近イラストレーター増えましたよね」
という発言。
これはかなり多いです。何回聞いたかわからないぐらい。
イラストレーターというのは、イラストを職業として生計を立てている人、イラストのプロを指します。
そんなイラストレーターは、あまり多くはないんです……。そこら中に転がっているみたいに言わないでほしい。
毎日、一日中仕事として絵を描いている身としては、申し訳ないですが趣味として描いている方と一括りにされてしまうとけっこうショックなものです。
イラストレーターに限らず、
「〇〇って多いですよね」
という系の発言は、ありふれている、沢山いて珍しくもない、というニュアンスになってしまうので基本的に失礼な発言となります。
こうした、何が失礼で何が失礼でないかという感覚は長い時間をかけて養われるもので、普段そうしたことを考えていない方は配信中だけきちんとしようとしても無理で、すぐにボロが出てしまいます。
配信もリアルと同じで、思いやりのある人が好かれます。
⑥リスナーの雰囲気が良い
良いライバーの条件には、良いリスナーを集める、というのもあると思っています。
ここでいう良いリスナーというのはごくごく普通の、一般常識がある方という意味です。
配信は基本的にライバーとリスナーがやり取りするもので、リスナー同士の絡みは主な目的ではありません。
しかし、同じ枠にいる以上他のリスナーからの影響は少なからず受けるものです。
同じ枠に、ライバーに対して
「しね」
「くたばれ」
「馬鹿」
などの暴言ばかりを吐くリスナーがいて、しかもライバーはそれを注意したりせずむしろ楽しんでいる、というような状況だと
ライバー自体は好きでも配信の雰囲気が苦手となり、配信を見るのをやめたりしてしまいます。
もしかしたらライバーはその人と仲が良いから身内ノリとして楽しめているのかもしれませんが、そういうのは見ていて辛いので、やめてほしいなと感じてしまいます。
そういうときは通報するようにしているんですが、効果があるのかないのか……(たぶんない)。
【2.されて嫌だったこと】
ついでに、上記に記載したこと以外でライバーにされて個人的に嫌だったことも書きます。
①プロフィールを音読する
リスナーのプロフィールをわざわざ音読する人。
たぶん喋るネタがないからだと思うんですが、普通に嫌なのでやめてほしい。
②ファンアート描いてと言われる
枠に入っていきなりファンアート描いてと言われたことがあります。
そもそもまだあなたのファンでもなんでもないし……。
絵を描いて生活しているイラストレーターにとってイラスト一枚無償で描くというのは、数千円〜数万円をポンと人にただで渡すのと同じようなものです。
③枠内ルールの強要
「この枠では〇〇という挨拶必須です」
というような枠内ルールがある方が苦手です。
イリアムは聴き専のリスナーもけっこういるはずですし、何か決まりを押し付けられると会社みたいというか、義務としてやらされている感が出て嫌なので、そうしたルールを作っている人はけっこう避けられると思います。
④自枠以外での宣伝
ライバーが、他のライバーの枠にリスナーとして入り、他のリスナーに自身を宣伝したりすることがあります。
流石にウチの枠に来て、とまで直接的には言わないものの、
「フォローしていいですか?」
とか唐突にメンションされたりする。
こちらとしては、その枠のライバーの配信を聴きに来ているのであって他のライバーには基本的に興味がないし、フォローしたいというなら勝手にすれば良いと思うし
何より、そこで仮に相互になったり交流を深めたりしてしまうと、その枠での宣伝活動に手を貸した形となり、その枠主のライバーさんに申し訳ないのでそれは出来ない。
あと、フォローしていいですか?発言は、こちらがフォロバする気とかが全くない場合は対応に困るやつで、それをやられるともうコメントに気付かなかったフリをしてしばらくやり過ごすしかなくなる……。
枠回りとかいう文化があるらしいですがそれはあくまでライバーの知り合いを増やすことを目的に、他枠のライバーやリスナーに迷惑をかけないよう気をつけってやることであって
他枠のリスナーを横取りしようとか、そういうことは微塵も期待しない、狙わないというスタンスでいるべきだと思います。
そんなことする暇があったら自枠を開いて配信すれば良いだけの話です。
⑤応援の強要
ギフト、スター連打、コメント連投などの応援活動を強要したりしつこく要求したりする方が苦手です。
ライバーとしては上に行くにはリスナーのそうした行為、投げ銭に全面的に依存するしかない仕組みになっているのでそうした要求をするのは仕方ないとは思いますが
度が過ぎるとやはり大半の人は離れていきます。
例えばリクエストした歌を歌ってくれる、イラストを描いてくれる、特典がある、話が面白い
など、何かしらの対価があるのであればリスナーもギフトなどを送りたくなるもので、私もつい衝動的にギフトを送ったりすることもあったりしますが、そうしたアピールするもの、パフォーマンスが何もなく、
「ギフトください!ギフトください!」
と、終始ギフトやランクの話ばかりをしているライバーの場合、
『どうして私があなたのためにギフトを?何か理由をくださいよ』
と思ってしまいますよね。
前会った方で一人、
「入ってきたリスナーをみんな調教してスターやギフトを投げさせてます」
とか言った後長々とランク制度の説明をしてきた人がいて、その方は即ブロでした……。
冗談のつもりだったかもしれませんが、調教という言葉選びはあまりにも酷いと思います。
⑥コメントを読まない
リスナーが多い人がやりがちですが、ギフトを沢山投げる人のコメントだけを読む人がいます。
そういう人はやっぱりいつか、周りから人がいなくなるんじゃないかなと思っています。
【3.まとめ】
特別な能力は必要ない。
当たり前のことを当たり前に出来る人が強い。