【ウマ娘】トレーナーが心配なライスシャワー

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私は目が覚めたら保健室のベッドだった。
外は夕方だろうか。
そうだ、私はライスシャワーの長距離の練習中突然眩暈に襲われたんだ。

保健室に誰か入ってくる気配を感じた。
夕焼けのシルエットからすぐにライスシャワーだとわかった。

おずおずとカーテンを開け、私を目が合うと口が笑った。
あれからどれだけ私を心配してくれたか。
心配をかけてしまった。
陰り光の無い曇った瞳を私に向けながら彼女は言った。
カーテン越しの跳ねた癖っ毛がいつも以上に大きく見える。

「今からライスが付きっきりでそばにいてあげるね」

私の身を一心に心配している彼女が恐ろしく、美しく、愛おしかった。

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